2024年1月19日金曜日

第3453話 遊座大山のスペイン・バル

東武東上線の沿線では
最も活気あふれる町、大山に出没。
駅前の踏切から西に走るハッピーロードを歩む。
再開発の足音が響くものの、
まだまだ町は姿の原型をとどめている。

川越街道にゆき当たってUターン。
駅前に戻り、踏切を渡った。
線路の反対側、板橋区役所に続く商店街は
遊座(ゆうざ)大山と称する。

ちょいと小路に入ったところに
「Spain Bar はるばる」があった。
立て看板のランチメニューを眺める。

海の幸贅沢魚介のパエリア  ¥1300
ポルチーニ茸と
 ほろほろお肉のボロネーゼ ¥1200
本日のパスタ        ¥1000
(すべてスープ・サラダ付き)

大好きなボロネーゼ。
しかもポルチーニとあらば、
そこに落ち着くのが当然なんだが
此処はスペイン・バルである。
イタリアンよりスパニッシュでいきたい。
パエリアをハートランドの生とともに通した。
ちなみに本日の気まぐれパスタは
豚バラ&キノコのクリームだった。

店はオニイさん一人の切盛り。
先客はゼロである。
オモテを見ていると人通りが少ないながらも
立ち止まってメニューをのぞく人も数人。
でも、誰一人入って来なかった。

ポテトサラダにはパプリカとサニーレタス。
スープは野菜コンソメで黒オリーヴの薄切り入り。
どちらも丁寧に作られている。
これならパエリアもいいんじゃないかな?

はたして贅沢魚介を謳うだけあって具材は豊富だ。
アルゼンチン赤海老が3尾。
ムール貝とアサリが2個づつにイカも数片。
作り置きではなく注文後、調理を始めるようだ。
さすがにライスだけはあらかじめ炊かれている。

美味しくいただいてお勘定。
「1300円になります」
「あれっ、ビールは?」
「あっ、そうだ、1800円です、すみません」
初めから最後まで客一人なのに
チャージし忘れるかネ。

東武東上線で大山から池袋、
あるいは都営三田線で板橋区役所から巣鴨。
どのみち真っ直ぐは帰ることはござらん。

「Spain Bar はるばる」
 東京都板橋区大山東町39-2
 03-6915-5255