朝食は毎日、トーストを焼く。
でも、ときとして外に出る。
この日曜日もそうだった。
初めて訪れたのは
文京区・根津の「一卵亭」。
「下町たまご食堂」を名乗る店だ。
根津を含めた谷根千を
下町と呼ぶ人が少なくないが
J.C.的に此処は下町ではない。
自身が抱く下町の条件は
隅田川下流の左右500m以内だ。
上野のお山を越えたら
下町とは云えない。
それはそれとして
日曜日の朝8時過ぎに訪れると
カウンター5席のみの超小体な店。
先客はカップル1組だけだった。
「たまご食堂」を自認するから
たまご料理は何でも揃う。
茶碗蒸し以外はネ。
ただし、朝食は3種類に限られる。
=朝のサービスメニュー=
濃いたまごはんセット(680円)
ベーコンエッグセット(640円)
釜玉うどんセット(560円)
TKGを食べる習慣がないため、
うどんも滅多に食べないため、
一択のベーコンエッグをお願い。
目玉1個にベーコンたっぷり。
キャベツ&水菜サラダ、
生海苔味噌汁、ごはんは多めだ。
ビールがエビスしかなく、
最も苦手な銘柄につき、
梅酒のソーダ割りでお茶を濁す。
まずまず美味しくいただいたが
自宅のと、さほど変わらない。
それでも一般的に
満足度は高いものと思われた。
話は変わるが J.C.はたまごを
卵と書くことに抵抗がある。
よって普段は玉子と表記する。
これは以前、何かの読み物で
中国で卵は虫や蛙のそれを
意味すると知ったからだ。
上野のそば屋で知り合った、
山東省出身の青年がいて
彼に卵について訊ねたら
やはりそうだったが
鶏卵を卵と書いても
間違いではないとのこと。
でもネ、卵の字をよく見ると
まさに蛙の卵そのものじゃ
ございませんか?
「一卵亭」
東京都文京区根津2-37-1
03-5834-8909