2014年8月28日木曜日

第913話 飲んでうれしいメガジョッキ (その2)

葉月(8月のことデス)の後半は
忙中閑ありで比較的自由な身体。
そんなことも手伝ってか、たかだか1週間のあいだに
わが安息のビヤホール、浅草の「神谷バー」を3度も訪れた。
たっぷり飲んだというより、しこたまヤッツケたって感じなりけり。

暑い中をつき合ってくれた御三方、
M鷹サン、K木クン、C子サンには
この場を活用して心から感謝したい。
アリガトさんでした。
もっとも三者三様、それぞれに楽しんでいたがネ。

何でそんなに足繁く通ったんだ! ってか?
おっと、いきなりそうきましたか!
それはでんな、この期間(6月1日~9月29日)、
毎年恒例の”生ビール特大ジョッキフェア”と称して
大ジョッキ容量の1割増し、1100mlのの特大ジョッキが
値段据え置き(1050円)で振る舞われるからですねん。

と、言いたいところなれど、
そこまで意地汚いJ.C.ではございませぬ。
何たってオーガスト(これも8月ネ)に味わう生ビールは最高だもん。
冬は冬で美味いけど、やっぱり真夏に如くはなし。

それにつけても「神谷バー」の特大ジョッキはスゴいんだ。
もともとここの中ジョッキは他店の大ジョッキ並み。
ウェイターくんの運ぶメガジョッキを見て
2卓向こうの四人家族のうち、息子のヤツが叫んだネ、
「うわっ、デケえッ!」―ほっとけや。
バカ息子の叫び声に促されて家族全員、
揃いも揃ってジョッキの行く先を確認の巻ときた。
ぶしつけにも振り向いて、まともにこっちを見てやがる。
ムッときたが、見つめられるとテレちゃうじゃんかヨ。
いや、マイッたな。

家族は、電気ブランを飲むパパ、
小ジョッキのママと息子、
パフェみたいなのをなめてる娘であった。
こちらを凝視した4人のうち、娘と目が合った。
何となればJ.C.、中で一番可愛いのに目が向いてたからな。

もっとも目の合った瞬間、即座に視線を外し、
みんなを均等に眺めたけどネ。
ジョッキの行く先に心なしか、八つの瞳は納得した様子だった。
いや、ちょっと待てや!
われは傍目にそんな飲んだくれに映るのかい?
それはないぜ、セニョール!

今さら他人の目なんか、気にするのはよそう。
とにかく、M鷹サンに10分も先着したJ.C.、
相方の到来を待つヒマもあらばこそ、
着席と同時に、くだんのメガを注文していたのでした。

=つづく=