2015年11月27日金曜日

第1239話 秋のスポーツ 花ざかり (その3)

勝負の世界はどこに落とし穴が潜んでいるか知れたものではない。
8回をたった8球で三者凡退に抑えた、
則本の急変はまったく想定の範囲外だったろう。

あとを継いだ松井の投入こそが継投ミス。
すでに一度失敗しているにも関わらず、
無死満塁でのリリーフはなかろうヨ。
クローザー・岩瀬に執着しすぎて墓穴を掘った、
北京五輪での星野監督の二の舞であった。
あゝ、歴史は繰り返す。

星野元楽天監督といえば楽天監督就任時に
「北京のリベンジをはたしたい!」―そんな決意を述べて意気込んだ。
このオトコはアホやないか!
あきれはてたJ.C,、そないに思うたのどす。
ナショナルフラッグを背負って戦った五輪の惨敗を
一職業野球団の優勝でリベンジできると考えてけつかる。
バカに付ける薬はまったくもってあらしまへん。

ちょいと古くなるが日本シリーズでは
ソフトの強さがハードであることが証明された。
セリーグ6チームの連合軍と戦っていい勝負と思われたくらいだ。

メジャーリーグの覇者はロイヤルズだったが
あれはUSシリーズであってワールドシリーズではないハズ。
カンザスシティと福岡で真のワールドシリーズを戦って欲しかった。
何とか実現できないものかねェ。
日本の野球ファンはみんなそう思ってるだろうに―。
もっともアメリカのファンとの温度差はかなりあるかもしれない。

サッカーにいきましょう。

 ♪   森へ行きましょう 娘さん(アハハ)
   鳥が鳴く(アハハ) あの森へ(ラララララ)
   僕らは木を伐る 君たちは(アハハ)
   草刈りの(アハハ) 仕事しに

   ランラララン ランラララン ランラーララン
   ランラララン ランラララン ランラーララン ♪

      (日本語詞:東大音感合唱団)

いえ、べつに深い意味はなんですけど、
ちょいと小休止の意味も込めて
ポーランド民謡「森へ行きましょう(シュワ・ジェヴェチカ)を
流してみました。
小学校の五年生あたりだったかな、
みんなで盛んに歌った記憶があります。

文明開化以降、日本国民の人口に膾炙してきた、
スコットランドやイングランドの民謡とはどこか違う調べ。
明るいメロディーの中に潜むスラブ民族特有の哀愁。
なかなかに味わい深い名曲でありました。
今も歌い継がれているのだろうか・・・。

=つづく=