2017年1月6日金曜日

第1531話 行動開始は二日から (その1)

ぐうたらしたのは元日のみ。
二日には行動を開始する。
振り返ると、若い頃より初詣は二日が圧倒的に多い。
ここ数年、行きつけの神社、待てヨ、
こういうのって行きつけっていうのかな?
まっいいや、一路、墨田区・向島へ向かった。

二日の昼過ぎ、つつがなく参詣を済ませたら
これも行きつけ、神社の近くの和菓子屋で草餅を購う。
甘いものをあまり好まぬJ.C.が
菓子類を買うのは基本的に年2回。
年初にこの草餅と、あとは端午の節句の頃に
夏目漱石ゆかりの店で上生菓子を求めるだけである。

隅田川に沿ってゆっくり歩き、吾妻橋を渡って浅草に到る。
気に入りの「神谷バー」に
立ち寄ろうとするも黒山の人だかり。
遠望しただけであきらめた。

浅草寺に詣でる人々の列は雷門を突き抜けて
「並木藪蕎麦」の店先にまで達している。
言わんこっちゃないじゃないの、
浅草の初詣は川向こうに限るんざんす。

それではと回ったのは「神谷バー」と同じく、
雷門通りに面した「酒富士」である。
外からのぞいたらカウンターに空席あり。
春から縁起がいいゾ。

ところがギッチョン、入口の引き戸に一筆あり。
「3時から4時まで休ませてください」―とあるじゃない。
いいでしょう、いいでしょう、休んでもらいましょう。
そうだよネ、昼から通しでダラダラ飲まれたひにゃ、
店はたまったもんじゃないよネ。
正月といえどもここは客をいったん入れ替えて
一服入れたほうがいい。

1月2日15時過ぎ。
フツーの街なら昼飲み難民になるところだが
浅草・上野にそんな心配は無用。
脳の泉からいろんな店の名が湧き出てくる。

第一感はすし屋横丁の「三岩」である。
二感は国際通りの「みよし」だ。
まずは近いほうからと横丁を右折した。
すし屋横丁はその長さ50mほど。
直進すれば、そのまま六区のメインストリートに続いている。

「三岩」はエンコの穴場的存在。
当ブログにもすでに2~3回は登場しているハズだ。
普段はガラガラながら、さすがにお正月、
1階はほぼ満席の盛況ぶりを見せていた。

=つづく=