2018年2月22日木曜日

第1815話 人生ワーストのチキンライス (その2)

南大塚の東南アジア料理店「ラムリ」にいる。
チャージされるのかサービスなのか判然としないが
干し小魚入りのピーナッツ、エビせんがテーブルに―。
あんまりうれしくないけれど、ベター・ザン・ナッシング。

最初に大根餅をオーダー。
英語ではキャロットケーキと呼ばれるが
にんじんは使われない。
大根(ホワイトキャロット)、玉子、小麦粉を
油で炒めたローカル・スナック的存在だ。
現地ではチャータオクエと称される。
耳で聞きおぼえた発音だから自信はないけどネ。
この大根餅に手作り感はさらさらなく、いきなり外した。

あらかじめ狙いを定めていた海南チキンライスと
マレーシア風チキンカレー&ロティ・プラタをお願いする。
ところがどちらも大外し。
まずチキンライスだが肝心のチキンがパサつくうえに
味も香りもどこかへすっ飛んじゃってる。
まるで出汁殻だネ。

本場では中国醤油・レッドチリ・生姜汁の3点ソースが
必要不可欠なのに
デフォで醤油がチキンに掛けられているだけ。
しかもその下にはボリュームアップのためか
茹でたもやしがドッサリ。
海南チキンライスにもやし?
生まれて初めて見たぜ。
とにかく我が人生、最悪のチキンライスがそこにあった。

カレーのほうも感心しない。
赤いパプリカなど余計な野菜が入っているし、
前述のごとく鶏肉自体が不味い。
出来合いのロティ・プラタだけが現地に近いものの、
これだって手造りならば、はるかによい。

実はJ.C.、このロティ・プラタが大好き。
シンガポール滞在時はよく朝食とした。
シンプルな具ナシのカレーソースに浸して食べる、
その美味しさは今も忘れられない。

あとで判ったことながら
「ラムリ」のスタッフはシンガポール系じゃないネ。
おそらくメインランド・チャイナだろう。
中華料理の亜流くらいのつもりで
調理しているとしか思えないフシがある。

まったくもってK枝サンに対する面目は丸つぶれ。
お詫びの印に近々、埋め合わせを余儀なくされた。
リクエストは焼き鳥である。
いいでしょう、いいでしょう、汚名挽回とまいりましょう。

「ラムリ」
 東京都豊島区南大塚3-48-11
 03-6883-8485