2022年10月3日月曜日

第3115話 足立区・鹿浜 「足立屋」の午後

先週の金曜日、いわゆる月末日(つきまつじつ)。
日暮里・舎人ライナーを西新井大師西駅で下車した。
さらに西へ30分歩き、初訪問の「足立屋」に到着。
典型的町中華は足立区・鹿浜3丁目にある。

鹿浜と聞いて多くの人が思い浮かべるのは
伝説の焼肉店「スタミナ苑」だろう。
来てみて初めて気づいたが「足立屋」は
「スタミナ苑」のはす向かいにあった。

さっそくサッポロ赤星の大瓶を通すと
スライスしたさつま揚げがサービスのお通し。
こりゃまた珍しいモンが出て来たヨ。

半チャン・ラーメンを麺も半分でお願いする。
ものの5分で登場した、まずチャーハンは
焼き豚・ナルト・玉子、3種の具材タップリ。
ただし、ありがちな長ねぎは不在だ。
ラーメンには脂身の縁取りの焼き豚(ロースかな?)・
シナチク・ナルト・わかめ。

ともに昭和チックだが塩味のチャーハンは
ナルトのピンクが効いて可愛いルックス、
しっかりした味付けながら上品な仕上がりだ。
麺は細くも太くもなく、ややちぢれのシコシコ。
濃い色のスープはルックス通りに濃い味で
多少の魚介系を感じたが自信はない。

50円値引きされた半ラーメンと
ビール大瓶は計1250円也。
会計後、向かいの「スタミナ苑」の店先に立つ。
中をのぞくと男性が二人、仕込みに打ち込んでいた。

順番待ち用のベンチに早くも若いカップルが1組。
おい、おい、まだ14時半だぜ。
帰宅後チェックしたら開店は16時だった。
ついでに前回の訪問を調べると
今世紀初頭の2001年8月。
げっ、あれから21年かいっ?

往時は日暮里・舎人ライナーの開通前。
西新井大師からGFとずいぶん歩いたっけ。
まだその頃はわれわれも
若い(でもないか)カップルだったがネ。

ブッタマげたのはその夜のこと。
世界バレー女子の「日本Xブラジル」を
TVで観ていて、たまたまザッピングした、
NHKの「プロフェッショナル」。

映っていたのは先刻たたずんだ「スタミナ苑」だ。  
TV番には
予約不可! 3時間待ち
下町のホルモンの神様
失った右手が教えてくれた▽極める焼肉道
とあったがNHKだから店名は不記載。

だけどさァ、
21年ぶりに再会した店舗がその日の夜に
また再び目の前に現れるもんかネ。
これを単なる偶然とは思えぬ自分がいた。
バレーそっちのけで
画面にジッと瞳をこらしておりました。

「足立屋」
 東京都足立区鹿浜3-5-15
 03-3899-5062