2023年5月22日月曜日

第3279話 スリランカのワンプレート

本日は中野区の区役所所在地、
中野へと東中野から歩いて行った。
目指すはスリランカカレー専門店、
「アチャラ・ナータ」である。

到着すると、2階の串揚げ屋は開いてるが
1階は閉まっている。
アチャー! またやっちまただヨ。
あきらめかけたところで小さな立て看板に気づいた。
閉じてる1階は夜営業の居酒屋で
スリランカンは3階だった。
チェッ、紛らわしいな、帰るとこだったぜ。

ランチメニューはワンプレート1種のみ。
チキン or ポークは択べるが
周りを彩る品々はまったく一緒だ、
ポークでお願いし、ドライの中瓶も忘れずに。
仏教徒主体のスリランカはインドと違って
豚肉OKなのがありがたい。

そしてかつお節の一大産地、モルディブが
すぐ西に控えているせいか、
かつお出汁をふんだんに使用する。

おおっ、カラフルな皿が運ばれ来た。
ポークカレーにはほとんどラードの肉塊一つのみ。
インディカ米を真ん中に挟んで豆カレー。
あとはキャベツのココナッツ炒め、ビーツのカレー、
ポルサンボル(ココナッツふりかけ)、
パパダム(えんどう豆の薄焼きせんべい)。

J.C.は食べ物をグチャグチャ混ぜるのを嫌うが
店主の再三の教育的指導に根負けして混ぜた。
結果、個別に食うより美味かった。
アドバイスには素直に従うもんだネ。
でもビビンパの場合は絶対に混ぜ混ぜしないゾ。
もっとも滅多に注文しないけど・・・。

ヨーグルトのシロップ掛けをいただき、
支払い時、店主に訊ねた。
アチャラ・ナータはサンスクリット語で
不動明王のことだった。
ワンオペのマブさんはスリランカの首都、
コロンボのホテルで修業したそうだ。

中野に来たら立ち寄りたい店がある。
錦糸町の行きつけ「vivo daily stand」の本店だ。
生が黒ラベルからハートランドに代わり、
ちと不満ながら、2杯飲んで再び会計時。

バーテンダレスにいきなり、
「オカさんですよネ?」
「エッ?」
「オカさんでしょ?」
「どうして判るの?」

彼女は錦糸町店の山チャンが
休みの金曜・土曜に代打ちするコだった。
一度会っただけなのに物覚えのよいコだこと。

「アチャラ・ナータ」
 東京都中野区中野2-27-14丸越ビル3F
 03-3381-3128

「vivo daily stand 中野本店」
 東京都中野区中野3-35-6
 03-5888-5476