2014年4月11日金曜日

第814話 灯ともし頃のうな串 (その3)

11年前の食日記をつづける。

16日(金)
 L・・・「浅草カリー亭」=カレー=@浅草
  特製カレー+ハンバーグ&半熟玉子
  チキンカレー らっきょう
 D・・・「藪伊豆」=そば居酒屋=@川崎
  生ビール中ジョッキ 麒麟山冷酒2合
  枝豆 冷奴 梅きゅうり 玉子焼き 鳥唐揚げ

17日(土)
 L・・・「ドーメル」=ベーカリー=@浅草橋 
  サンドイッチ(ハム・ポテサラ・ハムカツ)
 D・・・「和義」=居酒屋=@中野
  ビール小瓶 千春燗1合
  前菜盛合わせ 皮はぎ肝和え
  合鴨・海老・帆立・春野菜のサラダ
    房総産えんざら(クロシビカマス)塩焼き
 S・・・「川二郎」=うなぎ=@中野
  ビール大瓶
  キャベツ浅漬けw/しその実
  うな串6本盛合わせ
  (八幡巻き・ハス巻き・肝・ニラ巻き・串巻き・えり)
  うな丼

とまあ、こんな具合に食べ継いだ。
店によってはおびただしい数の料理が並んでいるが
それ相応の人数で分け合っているから
けして暴食にいそしんだわけではない。

でもって、最後に登場する「川二郎」だ。
当夜の感想を写しとってみる。

 その筋ではかなり名の通ったうなぎ串焼き専門店ながら
 別段どうということはない。
 追加注文以外は盛合わせのみと言われた。
 要するに最初はセット(コースと呼ぶべきか)で始めよ!
 ということなのだ。

 それならそうと初手から客に説明すべきだろう。
 ”壁に書いてあります”―こんな言い草は言語道断。
 とにかくハナから女将が嫌味な感じ。
 こういうタイプが飲食店の接客に従事すると悲劇が生まれる。
 逆に店主は人がよさそう。
 世の中、こんなケースが多い。
 
 串焼きよりもうな丼がよかった。
 じゃ、何で串焼きなんか出してんだ? ってことにもなりかねない。
 うな丼用のうなぎは製造工程に”蒸し”を入れるので
 多少時間が掛かるがオススメ。
 900円だから飲んだあと、ラーメン屋に寄るならば
 ここのうな丼を食べたほうがよい。

明日は今回の訪問をレポートします。

=つづく=