2020年3月24日火曜日

第2356話 ビールと餃子で始まって

昼と夜の長さが同じになる日。
東京メトロ東西線を下車したのは葛西駅である。
ここは花の都の東の果て江戸川区。
葛西はそのまた果てで一駅先は千葉県・浦安市だ。

今日は歩きに歩くぞぉ!
心に誓い、歩行しやすい靴を履いて家を出た。
珍しくも玄関まで出張って見送る,
愛猫の頭をやさしく撫でてやってネ。
 
まずは軽く腹ごしらえといこう。
候補は二択。
既訪の「ちばき屋」で支那そばか、
未訪の「独一処餃子」で餃子だが
ストマック・キャパに余裕を残すため、
というか、ビールとの相性を考慮して後者を択んだ。

久方ぶりの葛西の町。
振り返ると、それでもかなりの回数来ている。
駅前の地下鉄博物館に入館したこともあるくらいだ。

5分歩いて「独一処餃子」に到着。

読みにくい屋号は”とくいっしょ”と音ずる。
間違ったらゴメンだけど、中国語で
”旨い餃子が喰える唯一の場所”といった意味だろうか?

1階のカウンターに着座し、
スーパードライの中瓶と焼餃子を通す。

ビールと一緒にサービスのザーサイが運ばれた
こういう心遣いはうれしい。
焼き餃子は時間がかかるため、
下手を打つとビールがなくなっちゃうんだ。

 1人前5カンの餃子は皮が厚めのもっちりタイプ。
下味の塩気が強いのでそのままか生酢のみが合う。
辛党なら辣油を足してもいいが醤油は要らない。
ふ~む、この餃子がねェ・・・。
葛西の町では「ちばき屋」の支那そばに並び、
人気番付の双璧と聞いたんだがなァ・・・。
J.C.的には「ちばき屋」に軍配である。
むろん、軍配差し違えなどあろうはずがない。
 
カウンターの隣りに座ったアンちゃんが
炒飯に加え、サービス料理というのを注文。
ん? サービス料理って何だい?
見回すと壁に貼り紙があった。

何でも週替わりで料理が1品、半額となるサービス。
今週のスパイシーチキンは税別600円とあった。
興味を抱いてアンちゃんともども出来上がり待った。
登場したのはバッチリ鷹の爪がブチ込まれた、
鶏肉の炒めものだった。

目の前の厨房で立ち働くのは♂2、♀1の計3人。
キビキビとした動きで、みな本場の出身らしい。
レジ係のオジさんはたぶん店長だろう、
この人も中国人で、とても丁寧な言葉遣い。
1078円を支払い、気持ちよく店を出た

「独一処餃子 葛西本店」
 東京都江戸川区中葛西3-33-19
 03-3878-0319