2024年3月14日木曜日

第3492話 世界 ”最辛” ブータン料理

世界で一番幸福な国はブータン。
指標にはいろいろあって
北欧諸国が上位を占めるものもあるが
相対的にブータンの人々が
幸せを感じていることは間違いなかろう。

ブータンにはもう一つの世界一がある。
それは食べものの辛さで
何せ、唐辛子が主食というくらいなのだ。
あんなものが主食に成り得るのかネ?
これじゃ、コリアンも真っ青だヨ。

靖国神社の南側、地番でいうと
千代田区・九段南3・4丁目あたりだが
フレンチ・ビストロ、トルコ料理店、
アメリカン・ステーキハウスなど、
ユニークな飲食店が散在するエリアがある。

此処で1軒のブータン料理屋を見つけたのは
一昨年の12月、近所の和食店「うお多」で
海鮮丼を食べたあとだった。
近いうちに行こうと思っていながら
1年以上の月日が流れた。

遅ればせながらビルの2階に上がると
そこそこのスペースが広がっていた。
先客は単身の女性2名。
後客3名もそれぞれ単身女性だった。
日本のエスニックは女たちの天国なのだ。

丹念にメニューをチェックし、
当店で最も辛いと明記される、
エマダツィに傾きかかったものの、
今一歩のところで思いとどまった。
後悔するのが目に見えているからネ。

ダツィという料理はチーズ煮込みのことで
”最辛” のエマダツィは青唐辛子とチーズ。
結局、パクシャパのランチセットをお願いした。
パクシャパは豚バラ肉と大根と唐辛子の煮炒め。
ベトナムビールのサイゴンスペシャルを
飲みながら待った。

野菜のコンソメとサニーレタスのサラダを従え、
パクシャパが登場する。
豚バラは下茹でにより、脂を抜いた脂身がトロリ。
たっぷりの大根に小松菜・玉ねぎ・トマトも。
これは中華の豚角煮、
あるいはおでんの大根好きならきっと歓ぶハズ。

ライスはインディカでももち米でもなく、
ごくフツーのジャポニカ米だった。
ブータンだから近隣のバングラディッシュや
ネパールのようにインド料理の色が濃いものと
勝手に想像したが見事に覆された。
東南アジアのように魚醤が使われるでもなく、
むしろコリアンや和食に通ずるものがある。

支払いは1970円也。
次回は ”最辛” のエマダツィに
挑戦してみましょうゾ。

「LASOLA(ラッソーラ)」
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