2024年3月15日金曜日

第3493話 そば屋の中華は よく当たる

日暮里から乗った錦糸町行きバスを押上で下車。
此処はスカイツリーの足元だ。 
足元だが、この手の建造物には
あまり興味がないため素通りする。
子どもの頃は東京タワーが好きだったけどネ。

曳舟川通りを曳舟に向かって歩く。
かつて何度か利用した居酒屋「ほたる」が
無残にも閉業していた。
いい店だったのになァ。

曳舟たから通りを右折して京島へ。
時刻は14時、そろそろ遅い昼めしにしよう。
通りすがった日本そば屋「浅野屋」。
おっ、中華ソバがあるじゃないかー。
そば屋の中華は当たりが多い。
即断即決で引き戸を引いた。

ドライの大瓶に、これは何と言うのかな?
サラダ油で揚げたおかきみたいなヤツ。
とにかく付いて来たからポリポリやる。

中華ソバ(550円)には、もも肉チャーシュー・
シナチク・ナルト・海苔に加え、ほうれん草。
わかめだとガッカリ、ほうれん草ならニッコリ。
真っ当な店はこうでなくっちゃ。

麺は中細ほぼ真っ直ぐ、ツルツルのクニュクニュ。
スープは色も味も濃いが滋味深い。
かなり旨いじゃん。
日本そば屋の中華はホントによく当たる。

なおも、たから通りを直進。
キラキラ橘商店街にやって来た。
麺がけっこうな量だったから
腹いっぱいなれど、ビールは飲み足りない。

2年前におジャマした、
たこ焼き酒場「千丸」に入店。
生は一番搾り、ドライもあるが缶である。
春バージョンとやらで桃色の缶だった。

前回同様、たこ焼き3粒を所望すると
タネの用意がまだ調っていないとのこと。
四国・八幡浜のじゃこ天を通す。
愛媛県・佐多岬半島の付け根が八幡浜市。

レギュラーを4缶空け、
支払いは約2千円だった。
明治通りのバス停で思案投げ首。
三河島か、亀戸か、
先に来たほうに乗り込むとしましょう。

「浅野屋」
 東京都墨田区京島2-10
 03-3611-3951

「たこ焼き 千丸」
 東京都墨田区京島3-52
 03-6657-123