2015年4月28日火曜日

第1086話 レバをたっぷり食べたレバ (その4)

なぜに西日暮里の酒場からアフリカの草原へ
ハナシが翔んだのかというと、
ミャンマーの男とマサイの男に共通点を見い出したからだ。
J.C.的にはミャンマー人はアジアのマサイ族だネ。

それはともかく「喜多八」で最初に注文したのは
レバ焼きとホルモン焼きだった。
レバはそれを食べたがったP子が、
ホルモンは当店特製とあった謳い文句につられたJ.C.が、
それぞれ要望したものである。

串が焼けるあいだ、会話は互いの近況報告。
そしていつしか話題はハンバーガーに及ぶのだった。
前々話でふれた”大見得撤回”がコレだ。
しばらくはバーガーに目もくれないと宣言したのに
P子と会う約束をしたとたん、
モス・チーズバーガーを食べとかなきゃなるまい、
まるで重要なミッションのごとくに反応してしまった。

でもって食っただヨ、
漫画「ポパイ」に出てくる、
バーガー好きのウインピーおじさんみたいに食っただヨ。
注文したのはくだんのモス・チーズと
フライドポテト&フライドオニオンの盛合わせ。
これを店ではオニポテと称する。
センスレスのベタなネーミングだ。
「モスバ」はもちょい洗練されてると思っていたけどなァ。

プラスティックのナンバープレートを持って2階に上がったものの、
無性にビールが飲みたくなった。
バーガーにはいいとしてオニポテにコークやコーヒーは味気ない。
白状すると結局は薬局、近所のコンビニに走ったのでした。

何のために?  もちろん缶ビールを買いにですヨ。
もちろん反則は承知の上、
だって「モス」にせよ「マック」にせよ、
ビールはハナから置いてないんだから仕方がない。
ビールなしでオニポテなんか食えないヨ。

食ってみてマイッた。
いえ、オニポテじゃなくってモスチーのほうだけど、
一口パクリとやった瞬間、ソースは飛び出る、トマトははみ出す、
両の指はベチャベチでら口の周りはベトベトだ。

完食後、手を洗いながら鏡に自顔を映す。
相変わらず、美貌(?)の衰えはないが
口辺にトマトソースの残滓が照り光っている。
しょうがないねェ・・・手洗いついでに顔まで洗ってやったぜ。

=つづく=