2021年6月14日月曜日

第2675話 降られたときは 地下に潜伏

朝からしとしと雨でした。

予報も一日中降ったり止んだりでほとんど降り。

一時、雨足が強くなるため、注意が必要と来たもんだ。

家にこもると余計くさくさするからお出かけ。

降られたときは地下に潜伏するしかない。

 

メトロ・二重橋前駅で降り、地下通路を歩く。

ターゲットは新有楽町ビルの「はまの屋パーラー」。

GWの初日にうっかり訪れてソデにされ、出直しを図った。

10年前に一度閉業したが

「カフェ・コロラド」創業者の親族が引き継いで

その後、帝国ホテルや渋谷パルコに支店も出した。

 

昔ながらのティールームといった雰囲気が漂う。

流れるBGMは「恋ごころ」だが、本家のE・マシアスではない。

日本語で歌う歌手はおそらく越路吹雪だろう。

スペシャルサンド&ブレンドコーヒーのセット(1080円)を通した。

 

曲は「夜霧のしのび逢い」、「別離」と移ってゆく。

お次は「愛しのソレンツァラ」だけど

キリがないからここらで紹介をやめる。

いえ、耳は傾け続けますがネ。

 

ブレンドはハワイコナ中心らしいが

コーヒーに疎いため、よく判らないや。

玉子(オムレツ)・野菜・ハムを重ねた、

トーステッド・サンドイッチはごくフツー、

スペシャル感に乏しい。

ただし、8切れもあってボリュームだけはスペシャル。

正直言えば、有難迷惑もいいところざんす。

 

ハナシをBGMに戻し、ここでまた「恋ごころ」。

ということはたった7曲、時間にして20分そこそこだ。

この程度なら続きも紹介しちゃおう。

以後は「ラ・ノヴィア」、

「ワン・レイニー・ナイト・イン・トウキョウ」、

「ラストダンスは私に」でありました。

 

帰宅後、調べてみたら歌手はやっぱり越路吹雪。

彼女の「ゴールデン・ディスク」2枚組、

A・B・C・DのうちのC面だった。

 

食後、地下を日比谷へ移動した。

ミッドタウンは未だ閉鎖中、シャンティはおおむね再開した。

銀座に向かうものの、飲める場所はまったく皆無。

あゝ、今日もまたデパ地下で適当に見繕って早帰りかァ。

 

酒を止められちゃ、酒場・居酒屋は虫の息。

J.C.とて同様で手も足も出ず、

爪をもがれた竜、はたまた牙を抜かれた虎も同然だ。

ん、竜虎なんてカッコいいモンじゃねェだろ!ってか?

フン、判ったヨ、ふんじゃ、猿ぐつわカマされたカバでどうヨ?

 

いずれにしろ、

J.C.殺すに刃物は要らぬ、禁酒要請出せばいい

いつまで続くぬかるみゾ。

 

「はまの屋パーラー」

 東京都千代田区有楽町1-12-1

 03-3212-7447