2021年7月20日火曜日

第2701話 昨日もとん平 今日もとん平

鶯谷から歩くこと10分少々、15時に三河島到着。

駅前の「立ち呑み家 正木」は実に8ヶ月ぶりだ。

コロ助のせいでほとんど店を閉じていたから

これは致し方ない。

 

常連さん中心の小体な店につき、紹介を控えていたが

もうそんなことなど言ってられない。

いつの間にやら消えちゃった。

なんて事態を避けるため、一般公開を決意した次第だ。

でも、この日の営業を終えたら緊事宣中はずっと休業。

またもや長いトンネルが待っている。

 

「立ち呑み家 正木」は座れるカウンターが5席。

立ち・座り兼用のテーブルが5~6人分。

本日のカウンターは予約でいっぱい、テーブル席に着く。

大瓶を2本飲んだから、みぞれレモンサワーをお願いする。

シャリシャリに凍った焼酎使用のプレミアム・サワーだ。

 

マミツに当店自慢の雲仙ハム厚焼きを所望したが入荷ナシ。

それではと昨晩に引き続き、とん平焼きをもう一度。

好物とはいえ、連荘するこたぁないんだけどネ。

 

するとオムライスみたいにデカいのが登場。

「アレェ? こんなに大きかったっけ?」

「小さかったっけ? って言われるよりよかったわ」

まっ、女将の言う通りだ。

「酒蔵 ごたん田」の中身は豚肉だけだが

「正木」はキャベツも詰まっている。

 

J,C,は通常、皿に盛られた料理に箸を入れる際、

右端から食べ進むが、とん平焼きだけはベツ。

ナイフ&フォークを使う、例えばビーフステーキや

ポークカツレツと同じように左端から箸で食べてゆく。

なぜなんだ? ってか? それはですネ、

喜劇的名優、左とん平に敬意を払ってのことざんす。

 

2杯目はサントリージンの翠を使ったジンソーダ。

スッキリとした味わいを残して

なめらかにノドをすべってゆく。

店内が満席になったのをしおに切り上げよう。

 

ちなみに当店は食券制に近い金券制。

酒類や料理のチケットでなく、

金額が刷られた券を自販機で買ってのCODシステム。

女将&客が何度も札&硬貨に手を触れずに済む妙案だ。

 

連日のとん平焼きとなったが、これで終わらなかった。

その翌日、リカー公認最終日だったが

日曜日はあまり出歩く習慣がない。

 

夕方から相撲中継を観ながら飲み始めた。

何かマミツをと思いついたのが三日連続のとん平チャン。

青森産の良質な豚バラがあったので

チャチャッと焼いてみた。

焼いてはみたが何だかもの足りない。

 

ほぼ食べ終えたとき、ハタと気づいた。

あろうことか、オタフクとキューピーを忘れとったヨ。

それじゃ、ダメじゃん、ハア~。

 

「立ち呑み家 正木」

東京都荒川区荒川3-63-3

電話ナシ