2022年4月18日月曜日

第2995話 焦がしバターの舌平目 (その1)

今日のデジュネはフレンチ・ビストロ。

都営大江戸線・落合南長崎に出向いた。

初めて降りた駅は

新宿区・西落合&豊島区・南長崎の

区界(くざかい)上にある。

いや、地下鉄だから区界下が正しいかな。

 

都内ではこのように町名合体の駅が散見される。

世田谷区・池尻&目黒区・大橋の

東急田園都市線・池尻大橋。

どちらも世田谷区の小田急線・祖師ヶ谷大蔵。

比べてみると、落合南長崎の駅名はちょいと長い。

納まりが悪いというか、あまりカッコよくない。

 

その点、北区・浮間&板橋区・舟渡の

JR埼京線・浮間舟渡は理想的だ。

浮島の間を舟が渡ってゆく水景が目に浮かぶ。

見事なまでの美しさ。

 

とにもかくにも此処に来てしまった。

店名の「エシャロット」は仏料理で

ひんぱんに使われる小玉ねぎの1種。

ペコロスを縦長にしたカタチだ。

一方、居酒屋の定番、

エシャレットは若いラッキョウだから

エシャロットとメニューに載せるのは誤り。

 

もっとも命名した青果商は

本物をじゅうぶんに意識しており、

ラッキョウじゃダサくて売れまいと考えた由。

 

さて、予約を取らずに来訪したが

一番奥の二人掛けに案内された。

ランチメニューは

アントレ・プラ・デセールの3皿コース(1950円)。

 

表の立て看板に舌平目のムニエルを見たので

マダムに確認すると

「店の看板料理ですけど

本日のランチはコチラになります」

平目の記載無きメニューを手渡された。

 

ふ~む、仕方ないなァ、納得しつつ、

真あじのマリネ、若鶏もも肉のロースト、

そしてドライの生を通した。

デセール&カフェorテは食後の注文となる。

 

ビールを運んで来たマダムが

「舌平目は500円の追加でご用意できます」

「ああ、それならお願いします」

泡がしぼむまで待ってクイッ。

 

真アジは3枚おろしの2枚で丸1尾ぶんだ。

ヴィネグレットの浅いマリネに付合わせが多彩。

アーリーレッド・ルッコラ・ブロッコリー・菜の花・

新ジャガ、そしてタプナード風の黒オリーブだが

ニンニクやアンチョヴィは使われていない。

 

バゲット&カンパーニュ、

2種のパンと美味しくいただいた。

バターがほしいが、おそらく舌平目は

溶かしバターたっぷりのハズ、よってパス。

ほどなくソール・ムニエルが登場した。

 

=つづく=