2022年4月27日水曜日

第3002話 再び出逢った生ホタル

千葉県・市川市の本八幡駅。
せっかく遠出したんだから都心には戻らず、
どこかもう一箇所立ち寄るのが妥当なり。

降りたのは都営新宿線・住吉駅。
行く先は車中で決めてある。
駅そばの「山城屋酒場」だ。
去年の今頃、沖縄から里帰りした、
元部下のA子と此処で飲んだのは10年も前になる。

そのとき連れて来たのが
レミーという名の女ともだち。
彼女の名前の由来が笑えた。
レミーの父親の一番好きな酒が
レミー・マルタンなんだとー。
そんなの娘に付けるかネ。
とんでもねェ親父サンだな。

それはそれとして今宵の「山城屋」。
ビールは生も瓶もキリン一色だ。
瓶なんざ、ラガー、クララガ、一番と
三役揃い踏みと来たもんだ。
仕方ないから中でも飲みやすい一番搾りをー。

当店の名物・とんから(豚の唐揚げ)は
あとでいただくとして、その前に・・・
おっ、生ホタルイカの刺身があるヨ。
数日前に北千住の「大はし」で見初めたものの、
昼に真アジと舌平目を食べていたため、
見送ったが今宵は即注に及んだ。

突き出しの春うどキンピラが実にさわやか。
老舗酒場の本領発揮以外の何物でもない。
チェーン酒場の愚にもつかない代物とは
雲泥の差があった。

高清水辛口生貯に切り替え、
7尾の生ホタルを愛でる。
好物の赤貝刺しも追加した。
生貝は、赤貝・かき・はまぐりがマイ・ベスト3。
この国で生はまぐりは滅多に口に入らんけどネ。

そうしておいて、とんからを所望。
オネエさんにお時間くださいと言われたが
それほど待たされずに登場。
ん? こんな感じだったかな?
醤油ベースの下味がパッとしないうえ、
熱も通り過ぎている。

さりとて葛飾区→市川市→江東区のはしご酒。
本日も独り飲みの楽しさを満喫した。
3軒目の勘定は3050円也でした。

「山城屋酒場」
 東京都江東区住吉2-7-14
 03-3631-1216