2022年4月7日木曜日

第2988話 うどん屋のほろ酔いセット

都営新宿線に乗って江東区・大島に来た。

此処は“おおしま”と読まずに“おおじま”。

特段、アテはないけれど、

何処か見つけて昼めしにしよう。

さびれ果てた中央銀座商店街に

町中華と町そば屋があるものの、食指は動かず。

 

駅そばのサンロード中の橋商店街は活気がある。

道筋を往ったり来たりして

入店したのは「武蔵野うどん 麦わら」。

うどんが食べたいんじゃなくて

ほろ酔いセット(980円)に惹かれたのだ。

 

生ビール、天ぷら3種、蓮根はさみ揚げ、

カリ揚げもんじゃ、小鉢のラインナップ。

一も二もなく発注したらカリ揚げもんじゃは

ソース味・カレー味から択べると

お運びのオバちゃんが言うので

得体の知れないものながらソースでお願い。

 

初めに黒ラベルの中ジョッキと

小鉢の菜花おひたしがサーヴされた。

花がつおの掛かった菜花は量もたっぷり。

続いて蓮根ともんじゃ。

細い春巻き状のカリ揚げは中のもんじゃがトロ~リ。

なるほど、こういうことか―。

 

天ぷらはピーマン・にんじん・かぼちゃ。

いわゆる精進揚げだった。

ヒマラヤかアンデスかピンクの塩が添えられる。

中ジョッキをお替わりし、

充実したランチタイムを過ごす。

 

これで満ち足りたが、うどん屋に来て

うどんを食べないのも何だかなァ。

ちょうどオネエさんが昼のラストを取りに来た。

注文ナシは素っ気ないので、ざるうどんを―。

 

いや、武蔵野うどんはぶっといなァ。

これは知っていた。

ちょうど1年前、

大泉学園の「長谷川」でいただいた。

コシがすこぶる強く、歯を押し返してくる。

伊勢うどんも太いが歯ざわりは対極にある

 

甘みのある濃いめのつゆ。

薬味は刻みねぎ、大根おろし、おろし生姜。

根気よく噛んでいると

滋味が湧き出るうどんとの相性は良好。

 

揚げ物主体のつまみも揃い、

次回は稚鮎天ぷらか小アジ南蛮漬けで晩酌を―。

そんな気にさせる「麦わら」でした。

 

小川知子が「初恋のひと」の2番を歌い出したが

今回は自粛しときます。

浪花の小姑がそろそろ堪忍袋の緒を

プッツンさせそうな予感がありますんで―。

 

「武蔵野うどん 麦わら」

 東京都江東区大島6-27-6

 03-5875-1230