2022年12月13日火曜日

第3166話 マレーの朝食 ユニークなり

普段と順序が逆、理髪後のランチとなった。
あらかじめ焦点を当てていたのは
東京では珍しいマレーシア料理店。
TOC(東京卸売りセンター)ビルの近くだから
不動前→大崎広小路へ歩いた。

「ちりばり」は狭いながらも変わった造作。
カウンター&テーブルの奥に半個室があり、
3人以上はそちらに通される。
ちなみに店名はシンガポールでおなじみの
刻み青唐辛子の酢醤油漬けのこと。
卓上に小壺が配備されていた。

当店の一番人気は
特製カレー&海南チキンライスのコンビ。
ランキングのTop3はいずれも鶏飯系だ。
J.C.は事前に決めていたナシレマを
タイガーの小瓶とともに通す。
マレー半島の典型的な朝食メニューがナシレマ。

シンガポールに4年も居て食べたのはホンの数回。
海南鶏飯と比べものにならないくらい少ない。
ユニーク過ぎて現地の邦人には
あまり人気がなかった。

懐かしいルックスのプレートが整う。
写真を1枚アップすれば一目瞭然ながら
ずいぶん前に撮るのをやめたので説明。

中心に片目玉焼きを頂いたライス。
その周りを囲むのが
フライドチキン2片、きゅうり薄切り3枚、
サンバルソース、海老せん2枚、
そしてナシレマには欠かせないイカンピリス。
サイドにチキンスープ。
にっぽんの朝食ならさしづめ、
玉子焼き・しらすおろし・納豆・焼き海苔・
たくあん・豆腐味噌汁といったところだろうかー。

サンバルは唐辛子・玉ねぎ・ニンニク・発酵海老を
じっくり炒め、ペースト状にしたもの。
イカンピリスは小魚の意で
日本のシラスより大きく、煮干しより小さい。
イカナゴの幼魚、コウナゴと同じくらい。
これを素揚げにし、皮つきピーナッツと合わせる。

うっかりチリバリを乗せ過ぎてヒーハー!
それなりに美味しかったがライスには不満。
ナシ(米)レマ(油)は本来、スープではなく、
ココナッツミルクで炊き上げるものだ。

さもないと独特のあの風味が生まれない。
当店では海南鶏飯のチキンライスを流用していた。
かく言うJ.C.も
朝食メニューをランチに流用したがネ。
会計は1650円。

久しぶりにTOCの地下に潜ってみようかー。
以前から建て替えの噂が絶えないけれど、
どんな塩梅であるかな?

「ちりばり」
 東京都品川区西五反田7-12-4
 03-6420-0133