2022年12月1日木曜日

第3158話 築地場外 完全復活 (その2)

築地場外の「幸軒」。
赤星を飲みながら待つこと3分。
練り辛子を添えたしゅうまいが登場。
おっと、そうだった、此処のしゅうまいは特大。
久々なので完全に忘れてた。
1個でじゅうぶんなんだよネ。

何もつけず、醤油、ウスターと試す。
近所の玉子焼き屋で生まれ、
子どもの頃からこのしゅうまいを食べている、
テリー伊藤はソースがオススメと言っていた。

日頃から胡散臭いオッサンやなァと思っているが
このしゅうまいに限り、彼は正解やな。
相当に肉々しいので
玉ねぎを入れてくれたらもっといい。

続いてラーメンの出来上がり。
あれェ、こんな風だったかなァ?
厚く大きいバラ肉チャーシュー2枚、
短めのシナチク、絹さや4本。
太さ標準のちぢれ麺に色薄きスープ。

一匙すくって、ウ~ン、懐かしくない。
麺の食感は覚えちゃいないが
スープの味は忘れちゃいない。
おかしいな、舌が劣化しちまったのか?

いや、視覚・聴覚は衰えても
味覚・嗅覚はまだまだ若いモンに負けないハズ。
「幸軒」で首を傾げたのは初めてのことだ。
60年以上変わらぬ味と言われても
16年ぶりのJ.C.は明らかな変化を嗅ぎ取った。

場外をくまなく歩き回る。
寿司・おにぎり・玉子焼きの店頭は待ち人だらけ。
それも整然としておらず、列が乱れていたりもする。
テリーの実家はいつ見てもスゴいや。

築地魚河岸の小田原橋棟でお買い物。
まずは鮪・めかじき専門店「築地大志水産」で
本まぐろの赤身をひとサク購入。
店主、明日は休場につき、
売り切りたいと、すべてのサクが500円引き。
1600円→1100円(税込み)となった。

続いて「築地米金」にて静岡産わさびをー。
6~7年物だろうか?
地元のスーパーよりずっと立派な上物が千円だ。
こちらは+消費税で1100円。
ん? まぐろと同じじゃないか!
これは単なる偶然と思える自分がおりました。

「築地・幸軒(さいわいけん)」
 東京都中央区築地4-10-5
 03-3545-5602

「築地大志水産」
 東京都中央区築地6-26-1小田原橋棟
 03-6278-8988

「築地米金」
 東京都中央区築地6-26-1小田原橋棟
 03-6264-7747