2023年11月8日水曜日

第3401話 ぶらり大江戸線アゲイン (その1)

先日、ぶらり乗り継いで飲み歩いた都営大江戸線、
何の因果か、もう一度繰り返すこととなった。
事の経緯はこうである。

フード・ダイアリーをパラパラやっていたら
ポロリ足元に落ちたのは
練馬区・練馬のオイスター酒場、
「よつぼし」のレシート。 
何気なしに眺めていてあることに心づいた

おや? 注文外の品が載ってるゾ。
焼きとんのタンモト2本と梅水晶だ。
記憶をたどるとこれらは
J.C.の隣りにいた客が食べたもの。
こいつは看過できないと電話を入れた。

申し訳なさそうに即刻返金すると言う。
わざわざ来ていただかなくとも
振込ますとのこと。
千円に満たない金額である。

電話に出たH本クンの応対が丁寧なこともあり、
「いいヨ、いいヨ、近いうちに顔出すから。
 そのときはまた生がきをいただくネ」
「ありがとうございます、お待ちしてます」

3日ほど経過して出掛けた。
H本クンは休みだったが女性スタッフが
気持ちよく対応してくれる。

「お客様にお返しする分が690円なんですが
 ご注文いただいたアサヒの中瓶が690円なんで
 こちらのチャージを控えさせていただきますネ」
「おっ、賢いねェ、顔も可愛いけど・・・」
「ありがとうございます」

てなもんや三度笠。
われながら調子がいいや。

本日の生がきは岩手の大船渡を2個。
わりと小粒だが味は濃い。
続いて兵庫は相生も2個。
メニューに特別な方法で育てたとあったが
別段、特別な味はしなかった。

あとは自家製の月見つくねを1本。
鶏団子に卵黄が添えてある。
自分らしくないもんを食べてるなと
自覚しつつもけして不味くはなかった。
サントリーのジン、翠の炭酸割りを1杯もらって
「よつぼし」をあとにした。

「わざわ来ていただいてすみませんでした」
「いや、いや、また来るネ」
翠を飲みながら決めていた。
今宵も大江戸線を飲み歩こうとー。

=つづく=

「よつぼし」
 東京都練馬区豊玉北5-15-5
 050-5494-4782