2023年11月21日火曜日

第3410話 まだまだ現役 風太くん

「さァ、次は何を観るんだい?」
「決まってるじゃないの」
「何がサ?」
「この動物園の一番の人気者」
「だから何だヨ」
「風太くん!
「エエ~ッ!アレって此処に居んのっ?」

がぜんヤル気を出したJ.C.であった。
実はレッサーパンダが大好きなんだ。
上野の人気者、あの熊猫のタンゴよりもネ。

レッサー・コーナーに行ってみて驚いた。
(今日はよく驚く日だ、ジッサイ)
当園はレッサーの宝庫であり、
楽園でもあった。

最初にお目にかかったのは
メイメイとメイタの姉弟。
それぞれに自分の敷地内を飽きもせず、
ぐるぐると歩き回る。

お次がみい&ゆうだったっけかな?
みんな一人暮らしのようで
同じスペースに同居の例は見当たらない。
一緒にしとくと喧嘩を始めるんかい?

そしていよいよ真打ちの登場である。
まってました、風太くん!

この7月15日に満20歳の誕生日を迎えて
ますます元気と言いたいところだが
足腰がだいぶ衰えて
自慢のスタンディング・ポーズは
もう決められない。

あのブームから15年だもんなァ。
それでも一時期は体調不良や歯の治療で
姿を見せなかったことを思えば完全復活である。
絶滅危惧種のレッサーパンダ。
種の知名度を高めただけでなく、
子孫の繁栄にも多大な貢献をしてきた風太だ。

毛皮の茶色がずいぶん褪せてしまったけれど
自分の縄張りを盛んに徘徊してまだまだ現役。
その姿を拝めただけでも白鶴に感謝する。

次回は上野動物園に連れてけってんで
こうなってくると
のみとも転じてZooともだネ、
ハハハ、それもまたいいでしょう。