2018年7月12日木曜日

第1913話 近頃無沙汰のラーメンながら (その1)

ここ数年、日本の国民食、
ラーメンをあまり食べなくなった。
外食はもとより、家に買い置きのカップ麺も
そろそろ賞味期限を迎えようとしている。

そんなとき、手持ちのガラケーをいじくっていて
世にも珍しいラーメンにブチ当たった。
ブイヤベース・ラーメンというヤツで
造り手は台東区の仏具店街、
稲荷町のその名も「らーめん 稲荷屋」である。

ハハ~ン、半年ほど前に
猪・鹿・野鳥のコンソメがベースの
猪鹿蝶ラーメンを創作した店舗じゃないか!
そう、思い出したことである。
花札愛好家のJ.C.はヒドく興をそそられたが
残念ながら行く機会を得なかったのだ。

ブイヤベースはもっとも好きな仏料理の一つ。
サフランの風味に目がないからネ。
今回はハズせんゾ、行かねばならんゾ、
ブイヤベースに背中を押されての決断だった。

谷中界隈を散歩したのち、
よみせ通りで台東区のコミュニティ・バス、
めぐりん東西ルートに乗り込んだ。
京成上野駅を経由して台東区役所、
さて、そろそろ稲荷町だから
次の停留所で降りようと思った矢先、
バスはJR上野駅・入谷口に戻ってしまう。
どうやら最近、ルートが変更された模様だ。

多少のロスがあったものの、
入谷口から歩いたって、そう遠くはない。
14時半には「稲荷屋」に到着した。
人気店につき、行列は覚悟。
長蛇の列の出迎えを受けた場合は
はす向かいの「大和」に流れる算段はしてあった。

時間が時間のせいか、レツはナシ。
すんなり食券機の前に進んだ。
あちゃ~、ブイヤベースはもう売切れだぜ。
6・7月限定、1日10食のみの提供ではさもありなん。
例によって、ないモノねだりは何の意味も成さない。

あきらめてワンタンメン(900円)を購入。
頭の中では7月中に再訪するかすまいか?
11時の開店前から並ぶのはイヤだなァ・・・
いろんな思いが渦巻いていたのでありました。

=つづく=