2020年9月24日木曜日

第2488話 念願かなって近江八幡 (その2)

Oh, No !
また突然、以前の Blogger に戻すこと能わぬ事態が発生。
友人のセールスウーマンが示唆するように
イジメだか嫌がらせだか判らんが、その両方でねェの?
 
おかげでフォントの選択も文字の色づけも出来まっしぇん。
間の抜けた空間だけはどうにか埋められるので
読者の迷惑は限定的ながら、書き手は超タイヘン。
もう、タイヘンなんすから、山田さんの奥さん!
 
気を取り直して滋賀県・近江八幡は
「三松食料品店」のつづきまいります。
この暑いのにビールを空振った旅空の下。
それでもセニョリータが氷塊を落とした麦茶を運んでくれた。
赦す、赦す、J.C.は赦す。
麦酒も麦茶も根っこは一緒だもん。
ランチメニューは三択。
 
A-おすすめの一品・4種お惣菜・ごはん・汁物・漬物 1300円
B-丼ぶり・汁物・漬物 1300円
C-カレー・サラダ 1000円
 
もちろん、びわマス狙いでAをお頼み申す。
オニオンスライスとプチトマトを従えた1皿はちょっと見、
スモークサーモンのサラダ風だ。
燻香がないからユダヤ人の大好きなグラヴラックスに近い。
ライスよりパン、それもベーグルに合いそうだが
惣菜たちの援交もあって美味しくいただいた。
 
その内容は
小松菜ゼンマイひたし・豚肉大根煮・
牛肉ごぼう豆腐・鶏胸肉棒々鶏風
冷やすまし(オクラ・なめこモロヘイヤ)
自家製Qちゃん漬け(きゅうりのキューちゃん風)
 
そういやあ、1962年にキューちゃんを売り出した、
東海漬物の本社は愛知県・豊橋にあるんだネ。
 
気持ちよく町に出て界隈を散策。
途中、見事な見越しの松に出会った。
春日八郎の「お富さん」のような、
黒塀ではなくとも粋な板塀越しである。
 
塀に銘打たれた町名は間之町。
忘れないうち、ガラケーに打ち込んでいると突然、
「何かお探しですか?」-背後から声。
振り向けば、上品なご婦人が微笑んでいた。
 
これは”あいのまち”と読み、「三松」のある永原町と
牛鍋屋のある仲屋(すわい)町、その中間を意味するそうだ。
短い会話でいろいろ教わったが親切な方だった。
手賀沼の白鳥は人慣れしてたけど、
古都のご婦人は旅人慣れでありましょう。
 
「三松食料品店」
 滋賀県近江八幡市永原町中11
 0748-32-2983