2022年3月18日金曜日

第2974話 見覚えのある 洋食屋

舎人公園をあとにして向かったのは

同じ足立区の竹ノ塚。

舎人公園通りを真っ直ぐ行けば

簡単にたどりつけると思いきや、けっこう厄介。

 

途中、七曲がりなんぞと名付けられた道を通った。

ふと通りの反対側を見やると、

見覚えのある洋食店あり。

「キッチン ラッキー」である。

 

此処は確かに一度訪れた。

帰宅後、調べたら2008年2月のこと。

荒川遊園地、西新井大師を経て来た。

よく歩いたんだネ。

 

懐かしさのつれづれにドアを引く。

こんなに狭かったかな?

ほとんど覚えちゃいない。

ジイちゃん・バアちゃんのツー・オペで

以前はオジさん・オバさんだったハズ。

まっ、14年も経ちゃ当たり前だ。

 

「ビール飲めますか?」

バアちゃん応えて

「飲めますけど3時に閉めますヨ」

まだ14時半前。

「1本だけだからじゅうぶんです」

ドライの大瓶が運ばれた。

TVは競馬中継を映している。

 

あわよくば竹ノ塚駅前でもう1杯飲るつもり。

ここは単品狙い一点。

2008年のフードダイアリーには

ハムオムレツが旨いモンの目印、

赤丸で囲んであったが

この時点では思い出せていない。

 

とんかつ(800円)に比べ、

ハンバーグ(550円)が安いから

サイズも小さかろうと発注した。

 

皿には目玉焼きにケチャスパとキャべツ&レタス。

そりゃあ、浅草「神谷バー」みたいに

温野菜のガルニテュールは望めやしない。

典型的な町洋食ですからネ。

デミグラスと練り辛子が一刷毛。

標準に達しており、ビールの良き友になってくれた。

 

身体がやけにデカい常連のオジさんが現れ、

ビールとカツカレーを注文した。

そのカツカレーを出し終わると、

ジイちゃんがキッチンからフロアに出て来て

TVにかじりついた。

 

ありゃ、バアちゃんも負けちゃいないヨ。

買った馬券のメモと首っ引きである。

ハハハ、二人とも好きなんだねェ。

1200円をお支払いし、ごちそうさまでした。

 

「キッチン ラッキー」

 東京都足立区伊興3-20-10

 02-3855-6072