2013年11月27日水曜日

第717話 戦いすんだヨーロッパ (その3)

のっけから苦言を呈して恐縮ながら
ザックジャパンのDF陣は揃いもそろってアタマ悪すぎっ!
持論を展開させてもらうと、
バカでもできるFW、バカじゃできないDF、
むろんMFはアタマを使えなきゃつとまらない。
極論すれば、そういうことになる。

試合開始からほどなくやられたオランダ戦の1点目。
痛恨のミスを犯した内田には猛省を促したい。
自陣ゴールの正面に
アタマでボールを落とすバカがどこにいるかネ。
DFのボールの処理は常に外へ外へ、
小学生でも実践している基本中の基本だ。

そして2点目。
ロッベンの伝家の宝刀は右45度からの仕掛け。
ペナルティエリアに入る直前に
左へ左へと切れ込んで左足を一閃するパターンは
毎度のことで判りきっているのに
何の対応もできなかった長谷部と長友。
MFの長谷部はともかくも長友はDFだろうがっ!
観ててイヤになっちゃうヨ。

続いてベルギー戦の1失点目。
解説の松木サンはGK川島の判断ミスと糾弾したが
それはないぜ、セニョール!
GKの飛び出しはイチかバチか。
出なきゃ出ないで、やられた確率が高いし、
イチかバチかは丁半バクチと同じだから
どちらに転ぶか見当がつかない。
たまたま賽の目が裏目に出ただけのことだろう。

あれはDF酒井高徳のポカ。
緩慢なプレーが招いた悔やみきれない失点だった。
J.C.がザッケローニだったら、高徳はしばらく使わない。
周りが見えないDFは使い道がないのだ。

2点目。
日本代表は75分を過ぎると決まって足が止まる
マラソンランナーの35kmと酷似している。
ありゃどうしてかネ、走り込みが足りないんじゃないの。
オマケに永遠の課題、CKへの対処だ。
自陣ゴール前を横切ってゆくボールを
いつもヘッドで合わせられてズドン!
何べんこの悲劇を見せつけられたことか!

加えて身長差が半端じゃないときたひにゃ、
観ているほうは生きた心地がしないんだよネ。
もっともある意味、この失点だけがまともだった。
こればかりは一朝一夕に解決できる問題じゃないし、
あとの3点はボーンヘッドのオンパレードだもの。

エニウェイ、はるばる行ったぜ欧州へ。
とにもかくにも二度の長征は終わった。
あとはいざブラジルを残すばかりとなりにけり。
おっとその前に来年3月5日、国際Aマッチデーがあったか。
東京五輪に向け、改築される聖地・国立でのメモリアル・マッチは
韓国とは組めないらしいが、それならオーストラリアでしょ。

=おしまい=