2019年4月10日水曜日

第2107話 レタスのサンドイッチ

毎日の朝食というか、ブランチには相変わらず、
トーストしたイングリッシュ・マフィンに
雪印の有塩バターを塗って食べている。
よつばバターや別海バターもときどき使う。
カルピスバターはけっこうだが
値段もけっこうなので、そうしょっちゅう口にできない。

マフィンの製造元は敷島製パン、いわゆるパスコだ。
最近は全粒粉タイプを購入することが多い。
もちろん、たまには食パンのトーストや
サンドイッチもいただく。
トーストは6枚切り、サンドは10枚切りを愛用するが
10枚切りはどこにでもあるわけではなく、
行きつけのスーパーでも売切れが目立つ。

サンドイッチといえば、
子どもの頃からハムサンドが一番好き。
日本のポークソーセージや
イタリアのモルタデッラなんかも大好き。
チーズはあまり好まず、
ツナもどちらかといえば、敬遠したい。
ゆで玉子をマヨネーズで和えた玉子サンドはOKなのに
オムレツをはさんだタイプは嫌い。
アレは日本人特有の嗜好で欧米では見たことがない。

トーストサンドではBLT(ベーコン・レタス・トマト)がよく、
クラブハウスは重くてブランチには向かない。
にっぽんの洋食、
かつサンドは冷めても美味しいタイプが好きで
コレには繊切りキャベツと
中濃、あるいはとんかつソースが不可欠だろう。

最近は野菜サンドをよく作るようになった。
ベーコンの代わりに
きゅうり(キューカンバー)を使うのが気に入りで
勝手にCLTと名付けている。
BLTと異なり、CLTはパンを焼かないほうがよい。

ある日、冷蔵庫にきゅうりなく、トマトなく、
レタスだけがゴロンと転がっていた。
ハムはあるものの、なぜかハムサンドの気分じゃない。
ダメ元でレタスのみのサンドイッチを作ってみた。

10枚切り食パンにバターと練り辛子を塗り、
レタスを乗せたらマヨネーズを少々。
仕上げにレモンをチョッピリ搾りかけ、
はさんで食べたら意外や意外、相当にイケた。
読者にもぜひ一度、試していただきたいほどのもの。
自分でできない方は奥さんに作ってもらってネ。
J.C.はコイツをプアマンズ(貧乏人)・サンドと名付け、
以来、ちょいとばかりハマり気味なんざんす。