2020年1月21日火曜日

第2311話 連日の三ノ輪参り (その2)

私利私欲に走って汚辱にまみれた、
一権力者の無節操により、肥大化した桜を見る会。
おのれの意思を無条件放棄した茶坊主までが
「思い出すのもイヤ!」と泣き出す始末。
死ねとまでは言わないが一日も早く、
AASトリオには表舞台から退いてもらいたい。

だけどサ、よくよく考えりゃ、
あれだけの映像・画像が残ってるんだヨ。
全部持ち寄って克明に分析すれば、名簿なんかなくとも
かなりの数の出席者が特定されるんじゃないの。

とりわけ首相枠で招待された輩は
バカ殿の周りを蝿のように飛び回るから
目一杯カメラにおさめられているハズ。
さして難しい作業とも思えんがなァ。

それはそれとして
ジョイフル三ノ輪手前の「中華そば 光」。
店内はカウンター5席しかない。
本家筋が北区・東十条にあるそうで
晩酌セット(880円)はこうであった。

スーパードライ中瓶 桜エビ煮玉子
あぶりチャーシュー 鳥つくね 細先メンマ

割安感はじゅうぶん。
手酌でトクトクやって、そのままクィ~ッ!
小皿を見つめると、やはり目立つのは薄紅色の煮玉子。
断面はピンク・ホワイト・イエローのトリコロールで
海老特有の香りもうっすらと―。
ハハ~ン、こいつは中国かベトナム産の乾燥オキアミだな。

立ち食いそば屋のかき揚げに混じってるヤツは
着色料・赤色102号で染められており、
溶け出した色素が白い玉子を色づけたのだ。
駿河湾どころか、台湾沖のものですら
本物の桜海老なんか使える道理がない。

それぞれにそれなりのつまみを食べ終え、
他店に類を見ないカルピスバターを浮かべた、
塩ラーメンといきたいが
それでは本日のカロリー摂取がリミットに達する。
ストマックに余裕を残すため、
ハーフの水餃子(3個=240円)を追加。
これもまた水準には達していた。

まだ宵の口ながら、このまま帰ろうか―。
それともどこかで飲み直そうか―。
思いをめぐらせつつ、明治通りを南に横切った。

「中華そば 光」
 東京都荒川区南千住1-32
 電話:ナシ