2024年9月20日金曜日

第2628話 百恵の前の素敵なラザニア

この日は神保町の「山口百恵映画祭」。
その前の腹ごしらえは
初めて利用するイタリアン「Angolo」。
チケットを早めにゲットしてから赴いた。

店名のAngoloは ”角” という意味で
英語ならアングル。
言わば国内でよく見かける「カドヤ」だ。
なるほど神保町から白山通りを北に向かい、
ほどなく右手の角地にある。

11時50分に入店し、2人掛けに着いた。
ビールはキリン一番搾りとモレッティ。
それぞれ450円と600円。
フトコロに相談することなく一番搾りを。
同じキリンでもクラシックラガーはキツい。
ラガーまでが許容範囲で
ハートランドと一番搾りなら問題なく飲める。

それではランチメニューのご紹介。

A(1000円)は4種のスパゲッティとラザニア
スパゲッティは
シラス白ワイン風味 サルシッチャと赤ピーマン
いろいろなキノコのクリームソース
揚げ茄子とモッツァレラのトマトソース

B(1600円)がパスタ+魚 or 肉で
鮮魚のアクアパッツァ or 三元豚ロースのグリル

C(2500円)は B+前菜3種と
ドルチェ&コーヒー or 紅茶

すべてにフォカッチャ風の自家製パンと
にんじん&レタスのサラダが付く。
ほとんどの客が A から択ぶ。
J.C.はラザニアを通した。

接客を仕切るのは店主。
腰は曲がっているが
とてつもなく元気で声がバカデカい。
アシストするのはお嫁さん。
厨房のシェフが息子で補佐が母親。
確証も無く断定したが
この見立てに間違いはあるまい。

皿に鎮座するラザニアの存在感に圧倒された。
完食できるかな? たじろいだものの、
その美味しさにペロリと平らげた。
途中からタバスコを振ったりしてネ。

今まで長いこと生きてきたが
ラザニアを食べたのは15回ほどだと思う。
そのうちで今日の1皿は
間違いなく、ワン・オブ・ザ・ベスト。
気分を良くして小瓶を3本も飲んじまった。

映画の際は通ってスパゲッティを食べよう。
心に固く決めました。

「クッチーナ イタリアーナ アンゴロ」
 東京都千代田区神田神保町1-42
 03-3295-9189