2011年9月7日水曜日

第135話 亀がまたもやシャシャり出て (その2)

頭髪も薄ければ、頭の中身まで薄い亀のせいで
貴重な2日間を浪費しつつある。
今の心境を吐露すれば、”われ泣きぬれて 亀とたはむる”、
石川啄木、あるいは浦島太郎のそれですがな。
子どもを鮨屋に連れてくな、と書いただけで
こんなに咬みつかれるとは思わなんだ、ジッサイ。

(子どもは)うるさいし、マナーが出来ていない
との理屈なら、それこそ鮨屋へは
業界人や自称文化人(作家ですよ)こそ出入りするな


ってか?
ガキの騒音やマナーなんか、ハナから問題にしてないよ。
相も変わらずピントがずれてやがる。
おおかた亀は自分の子を鮨屋に連れてくバカ親なのだろう。
痛いところを突かれて逆上したに相違ない。
伊集院サンもJ.C.も亀の子タワシならぬ、
亀の子地雷を踏んじまったようだ。
 ♪ オラは踏んじまっただァ ♪

何年ぶりかで大人二人が会う場所は、オカザワ得意の居酒屋でも、
敢えて誰が得意か言いませんが韓国料理店でも良いではないか。
ちょっと高額な店というなら、フレンチもあるではないか。
いや不得意な(行ったことがほとんどないはず)
高額和食屋はどうなのか。
この二人は鮨屋になにかトラウマでもあるのでしょうか。


ってか?
おやおや、居酒屋軽蔑主義者がおっしゃいましたネ。
それに韓国料理店は大きなお世話だろう。
まったくもって品性を疑うよ。

フレンチや高額和食屋ってか?
大人の男二人がそんなところで酌交するかね?
はばかりながら、その趣味はないんですのよ、ウッフン。
そういう場所へはオンナと行くのッ!
亀は男同士で出掛けるらしいが
それじゃ女日照りを自ら白状してるようなモンだ。

モテない理由は薄髪と間抜け顔だと思ってるようだが
ブルース・ウィルスを見てごらんよ。
チミもウジウジしてないで、潔く頭を丸めなさい。
まっ、顔だけは施しようがないけどな。
でも、憎まれ口さえたたかなきゃ、けっこう愛嬌あるし、
木久チャンだって「笑点」の人気者じゃん。
捨てる神あらば拾う神あり、蓼食う虫も好きずき、
あきらめるのはまだまだ早いぞ、ガンバレ亀!

それにもう一つ、自腹だ他腹だとあんまり吠えなさんな。
亀もしょっちゅう接待してるじゃないの。
何かの拍子に自分の客にも言ってごらんよ、
「今夜は私がごちそうしますから貴方は他腹ですね」って。
途端に商売が来なくなるから。

常に自分は自腹だとエラそうだけど、
単に先代の遺産を食い潰してるだけじゃないの。
テメェで稼いだ金で飲み食いするのが真の自腹、
血のつながった父君を、しかも大恩あるその人を
草葉の陰で泣かせちゃいけないぜ。

世にこれを鷹鳶(たかとび)の悲劇というんだ。
エッ、何だって? どこぞに高飛びするってか?
フン、亀が空を飛べるかよ、このバカタレがっ!