2011年9月16日金曜日

第142話 助けた亀に連れられて (その1)

♪   むかしむかし 浦島は
   助けた亀に 連れられて
   龍宮城へ 来て見れば
       絵にもかけない 美しさ


       乙姫様の ごちそうに
       鯛やひらめの 舞踊り
       ただ珍しく 面白く
       月日のたつのも 夢のうち


       心細さに 蓋取れば
       あけて悔しき 玉手箱
       中からぱっと 白けむり
       たちまち太郎は おじいさん ♪
     
      (作詞:不詳 ついでに作曲も不詳)


出し抜けに童謡・浦島太郎の登場で驚かれたことでしょう。
この歌は明治44年、尋常小学唱歌集に選ばれた一曲で
日本人なら多少なりとも物語の顛末を知っているハズ。
珍しくも長々しく紹介した歌詞は1、2、5番。
途中の3、4番も実に面白いが紙面の都合上、
割愛を余儀なくされたので、そこは想像してみてください。

さて、さて、
「何だってまた浦島が?」―いや、ごもっとも。
昨今、亀といえばあの咬みつき亀しかいませんが
先日も咬みついてきたのでチョイとばかりイジクッてやったら
案の定、一度食いついたが最後、もう放さんのですわ。
お目汚しながら、まあ、ご覧くだされ。
http://tomosato.net/weblog/date/2011/09/12

でも彼らサテライツ、みな人が良さそうな人ばかり。
だからオカザワが凄いと勘違いしてしまうんでしょうけど。
実はかなり前、彼らとオカザワ抜きで、
五反田の焼き鳥屋で食べたことがあるのです。
帰り際、彼ら(女性もいた)の一人が
 
おい、友里ってオカザワと違って腰が低いじゃないか
と漏れ聞いた仲間内への発言が記憶に残っております。

ってか?
これだから亀はアフォ(ボキャ貧しき亀語録より)だっつうのっ!
アフォのためにあえて通訳してやれば、
腰が低いってのは、胴が長いって意味なのね。
胴が長いと、必然的に脚は短くなるのよね。
判りる、亀チャン?

亀に伊集院サンともども頓珍漢呼ばわりされたJ.C.、
散歩の途中で面白いモンをめっけた。
JR駒込駅近くのスーパーで遭遇したのは
その名も頓珍”巻”。
山口市の「有限会社れんげ」による豚肉の玉子巻だ。
頓珍漢が頓珍巻に親近感を抱き、
ついつい買っちゃったじゃないか!

=つづく=