先週のとある昼下がり。
わが家の愛猫・プッチは
かような姿で陽光を浴びつつ、惰眠をむさぼっていた。
ここでJ.C.に妙案が浮かんだ。
キッチンに立ってヤツの大好物の鮭缶を開けようと思ったのだ。
鮭缶といっても豪勢な紅鮭ではなく、
安価なカラフトマスのそれである。
プルトップを引いたときの音にはしごく敏感なので
ほとんど音を立てずに、そお~っと開けた。
しかし、そんな企てをあざわらうかのように
ヤツは猛ダッシュ、キッチンに飛び込んで来たのでありました。
ホント、いい耳してるヨ。
小缶より割安なので大缶を買うようにしてるから
一度にやったら多すぎるので
おおよそ4~5回に分けて与えている。
昨夜、冷蔵庫にまだ残っているのを思い出し、
空っぽのフードトレイに入れてやると、
匂いは嗅いだものの、ズルズルとあとずさり。
おかしななこともあるものだと、
ドライのキャットフードをシャケの脇に添えてやっても食わない。
「なんで食わないのっ!」―怒鳴ってみても
もしやと思い、缶の残りを嗅いだらちょいと匂う。
まあ、許容範囲だろうと一サジ口に含む。
ややっ、イッチャッてはいないけど、少々ヤバかった。
中身を処分し、トレイをキレイに洗浄し、
これまた大好物のロースハムを献上したら
いきなりバックンバックンの猛烈な食いっぷりである。
ふん、まったくいい耳と鼻をしてやがるぜ。
悪態をつきながらも
「まんざらバカじゃないな、オマエは」―アタマをナゼナゼしてやった。
そういやあ、年末年始に数日間、家を空け、
帰宅して残りの鮭缶をやったときもそうだった。
これが二回目だが、ともにシャケは傷みつつあった。
臭覚の鈍い人間なら平気で食べられるレベルの異臭を
ちゃんと嗅ぎ分けて、見向きもしないのだから大したものである。
最近、気になっているのはときどき食べたモノを戻すこと。
しかもドライフードが原形のまま出てくるから心配だ。
噛まずに飲み込んじまってるんだな、こりゃ。
2004年2月29日生まれだからもうじき満9歳。
7歳以上の老猫用フードで養っているが
そしゃく力や消化力が衰えているらしい。
砕いて与えるにもキャットフードってのは意外に硬いものなのだ。
明日にでも金づちを買いにいかなきゃなるまい。
これが介護の始まりでないことを祈るばかりの今日この頃
わが家の愛猫・プッチは
かような姿で陽光を浴びつつ、惰眠をむさぼっていた。
まさに”太陽がいっぱい”
アラン・ドロンも真っ青である。ここでJ.C.に妙案が浮かんだ。
キッチンに立ってヤツの大好物の鮭缶を開けようと思ったのだ。
鮭缶といっても豪勢な紅鮭ではなく、
安価なカラフトマスのそれである。
プルトップを引いたときの音にはしごく敏感なので
ほとんど音を立てずに、そお~っと開けた。
しかし、そんな企てをあざわらうかのように
ヤツは猛ダッシュ、キッチンに飛び込んで来たのでありました。
ホント、いい耳してるヨ。
小缶より割安なので大缶を買うようにしてるから
一度にやったら多すぎるので
おおよそ4~5回に分けて与えている。
昨夜、冷蔵庫にまだ残っているのを思い出し、
空っぽのフードトレイに入れてやると、
匂いは嗅いだものの、ズルズルとあとずさり。
おかしななこともあるものだと、
ドライのキャットフードをシャケの脇に添えてやっても食わない。
「なんで食わないのっ!」―怒鳴ってみても
無言で飼い主を見上げるばかりなり
もしやと思い、缶の残りを嗅いだらちょいと匂う。
まあ、許容範囲だろうと一サジ口に含む。
ややっ、イッチャッてはいないけど、少々ヤバかった。
中身を処分し、トレイをキレイに洗浄し、
これまた大好物のロースハムを献上したら
いきなりバックンバックンの猛烈な食いっぷりである。
ふん、まったくいい耳と鼻をしてやがるぜ。
悪態をつきながらも
「まんざらバカじゃないな、オマエは」―アタマをナゼナゼしてやった。
そういやあ、年末年始に数日間、家を空け、
帰宅して残りの鮭缶をやったときもそうだった。
これが二回目だが、ともにシャケは傷みつつあった。
臭覚の鈍い人間なら平気で食べられるレベルの異臭を
ちゃんと嗅ぎ分けて、見向きもしないのだから大したものである。
最近、気になっているのはときどき食べたモノを戻すこと。
しかもドライフードが原形のまま出てくるから心配だ。
噛まずに飲み込んじまってるんだな、こりゃ。
2004年2月29日生まれだからもうじき満9歳。
7歳以上の老猫用フードで養っているが
そしゃく力や消化力が衰えているらしい。
砕いて与えるにもキャットフードってのは意外に硬いものなのだ。
明日にでも金づちを買いにいかなきゃなるまい。
これが介護の始まりでないことを祈るばかりの今日この頃