横浜在住のT子が多摩川を渡河して来た。
早めに仕掛け、ラッシュの前に帰りたい。
そう言うので落ち合った上野駅である。
実は彼女、この春、
当欄に登場した銀座の現役ママ・H恵が
NYのクラブ「E」のチーママ時代、配下にいたのだ。
われわれが上野で飲んでると知ったママ。
どうしても後追い参加すると言い張る。
前日まで大分・湯布院にて温泉三昧の由。
ふやけた身体を迎えるため、最初の店を出た。
H恵&T子が相まみえるのは実に四半世紀ぶり。
裏庭には二羽、庭には二羽、にわとりが、じゃなかった、
ノガミの街に舞い降りた、二羽の雀は再会の瞬間、
公衆の面前で人目もはばからず、
手を取り合って飛んだり跳ねたり踊ったり。
まさしく欣喜雀躍の光景でありました。
いや、マイッたな。
そのまま近場の酒場になだれ込んだのだが
いつもの店につき、以下省略。
ちなみにこの日のT子はラッシュを免れた。
ただし、ラッシュの前じゃなく、あとの方でネ。
4日後、往時「E」のマネージャーだった、
K藤クンが札幌から出て来たってんで
同じ3人プラス1が
文京区・湯島の居酒屋「赤提灯」に集結。
湯島といっても地番は上野2丁目。
湯島天神下と上野広小路の中間点あたりだ。
今度は男同士が四半世紀ぶり。
まあ、ちょいとしたNYリユニオンだネ。
ドライの大瓶を注ぎ合って威勢よく乾パ~イ!
マミツは皿うどんを2人前。
「赤提灯」の必食アイテムはコレだ。
食べ始めと食べ終えるときでは
食感が劇的に変化してくれるから
1皿で2度、3度と楽しめる。
リンガーハットより薄味で飽きがこないのもいい。
各自、好きな飲みものに切り替え、
ちょこちょこつまんで
思い出話に満開の花を咲かせる。
K藤クンのおかげで
小樽在住のもう一人の元マネージャー、
博多に棲む元ホステス、
懐かしい顔ぶれとTV電話で会話もできた。
当夜は比較的早く切り上げたが
ビールで通したJ.C.は大瓶を5~6本空けたかな。
にも拘わらず帰宅後またプシュッだから
つくづく思う、われながらバカじゃないの。
「赤提灯」
東京都台東区上野2-10-4
03-3835-4966