2023年3月24日金曜日

第3238話 ジャスミンライスが魅了する (その2)

タイ国の象さん、チャーンの小瓶を
サービスされたえびせんと楽しむ。
和製の例えば、かっぱえびせんと違い、
かなりクリスピーにしてスパイシー。
主婦や子どものおやつを超えて
オッサンのビールの友に成り得ている。

チャーンを飲み終える前に
タイ米を従え、鶏挽き肉のガパオが登場。
バジルとピーマンも混じり込んでいる。
ほかにきゅうりのスライス2枚。
おすまし風のスープは
玉子の白身がフワフワと泳いでいた。

タイ米、いわゆるジャスミンライスは
理想的な炊き上がり、申し分ナシ。
都内のタイ・レストランのトップ・クラス。
甘みより辛みが主張するガパオもけっこうだ。

帰り際、タイ米ならぬタイ娘に
「ガパオ専門店って、これが店の名前なの?」
「ソッデス!」
「ずいぶんだけど、判りやすくていいよネ」
「アリガット、マス!」
ふふ、笑えるなァ、なごむネ。

翌々日、再訪に及んでしまった。
理由は二つ。
あの素晴らしいジャスミンライスを
カレーと味わいたかった。
いま一つは未飲のタイビール、
レオ(豹)を飲んでみたかった。

豹はライオンと象の中間感じ。
国産でいえば、サッポロ赤星に近いタイプで
これなら今後もつき合っていけるな。
タイのえびせんともバッチリだ。

さて、肝心かなめのグリーン・カレーだが
一さじ口元に運んで、う、うなった。
コイツはかなり旨いゾ。
ジャスミンともピッタンコだ。

具材は皮を残した鶏もも肉と大量のタケノコ。
ナンプラーも相当に効いている。
相性はガパオ以上でちょいとしょっぱいが
その旨さに一瞬、身もだえしちまったくらい。

料理人はいったい誰なんだ?
思わず厨房の奥をのぞくと、
ごくフツーのタイの女性が独り。」
オバちゃん、アンタはエラい!
ジャスミンライス食いたくなったら
また来るヨ。

「ガパオ専門店 本郷三丁目店」
 東京都文京区本郷3-30-7
 03-3868-0370