2023年8月17日木曜日

第3342話 米っきり 米っきり もう・・・(その4)

飽きもせず、またもや米切りを食いにー。
今回は歩行ルートを変え、
御殿坂から谷中霊園の脇を抜け、
日暮里駅南口改札の前を通って
急な石段を降りていった。
おおっと、百恵チャンが歌い始めたヨ。

♪ 米っきり 米っきり もう
  米っきりですか
  米っきり 米っきり もう
  米っきりですか
  急な石段 駆けくだったら
  今も麺が 食えるでしょうか
  ここは日暮里    ♪

本日の狙いは米切りのカレーつけである。
入店すると店主が申し訳なさそうに
「米切りだけになっっちゃったんですけど・・・」
「いいとも、米切り食べに来たんだもん」
「アッ、そうだ、そうですよねェ」
米切りファンであることを思い出してくれた。
そば切りはどこでも食えるからネ。

いつも通りに一番搾りをトクトクのクイ~ッ!
昼のこの店につまみはない。
夜は来たことないので知らない。

ただ、ゆくゆくは野菜中心のアテを揃えて
そば居酒屋を目指す方針は聞いた。
ビールを好みの銘柄に替えてくれたら
ちょくちょくおジャマするけれど。

カレーつけが登場。
豚バラと南蛮ねぎが浮き沈みして
これは肉つけの具材とまったく一緒。
つゆがかえしベースから
カレーベースに代わっただけのことだ。

うん、これもいいネ。
池之端の行きつけのカレーせいろと比較すると
つゆはあちらが勝るが具はこちらの勝ち。
カレー南蛮は鳥肉よりも
豚肉との相性がよろしい。

いろいろ食べてみて当店のベストは肉つけ。
それも初回なら米とそばのハーフ&ハーフ、
いわゆる夫婦もりを推奨したい。
次回は全部入りだとトゥー・マッチにつき、
温玉かとろろを試してみよう。

さて、ここからは徒歩5分の距離にある、
昼カラ・スナック「K」へ赴き、
ママ&常連さんが推薦してくれた、
三河島のナンバー・ワン焼肉店「モランボン」。
その結果を報告するとしましょう。

=おしまい=

「艶歌」
 東京都荒川区東日暮里5-40-8
 03-3806-9431