2013年6月21日金曜日

第604話 スポーツ漬けの昨日・今日

結果は残念無念なれど、面白いゲームだった。
いえ、コンフェデの日本VSイタリアですがな。
ザックの言うように
勝利にふさわしいのは日本だったかもしれない。
だが、それがサッカーというスポーツで
柔道みたいに優勢勝ちはないし、
同じ球技でもバスケットのように
押しまくってるほうが必勝というわけじゃないからなァ。

死んだ子の歳を数えても仕方ないけれど、
返すがえすも吉田麻也の判断ミスが痛かった。
あそこはセコくゴールキックをほしがらず、
CKを与えたくないのなら
タッチラインに蹴り出すのが手すじ、もとい、足すじ。
自分の身体でオブストラクトしつつ、
ボールがゴールラインを割るのを待ったものの、
ヤバくなってあわててクリアしたボールが相手に当たり、
ゴール側に転がってしまった。
ささいなミスが致命傷になる、典型例を見せつけられた思い。

長谷部が取られたPKも100%誤審だ。
アレを取られちゃ、DFはたまったものじゃない。
ずいぶん古いことなれど、
シドニー五輪の篠原VSドゥイエのジャッジが脳裏をよぎった。

日本にとってイタリアはブラジルより組しやすしと踏んではいた。
だが、ここまで奮闘するとはうれしい誤算以外の何物でもない。
立ち上がりから目を見張る攻撃に
何だ、なんだ、やりゃあ出来るじゃん! 胸弾み、心わくわく。
首尾よく2点取って欣喜雀躍、何とかこのまま持ちこたえておくれ、
その祈りとどかず、やっぱり2-0じゃ折り返せなかった。

後半の出だしはご覧の通り。
昨日、お伝えしたように心が萎え切った。
ところが、ところがですヨ、そこからの頑張りがスゴかった。
萎えた心が再びエレクトしたもの。
先日、岡崎には期待できないなんて書いちゃって
あれは謝らなきゃいけません、お見それしました。

香川・本田のデキもよかった。
マンUの香川は適材適所ながら
本田はチェスカにいちゃいけないプレイヤーだ。
イタリア戦のパフォーマンスを観て
リーガ、プレミア、セリエAから声が掛からないものかねェ。

ハナシ変わって同じ頃にヤンキースのイチローが久々の大活躍。
攻守にわたって黒田の7勝目に貢献した。
でも何だかイチロー、老けちゃったなァという印象。
その理由はすぐに判った。
剃り入れるのやめたんで眉毛がぶっとくなったんだ。
それで爺さん臭くなったんだ。
いずれにしても松井なきあと、
イチローには行けるとこまで行ってほしい。

スポネタの最後は日本ゴルフツアー選手権。
案の定、松山英樹と石川遼の実力差があからさまになった。
石川の悔しさたるや、いかばかりかと気の毒なくらいで
初日の夜はなかなか寝つけなかったのではなかろうか。
一緒に回って、かたや-5、こなた+8。
ゴルフって意外に残酷なスポーツだったんだ。
遼クンには悪いが、今日からあと3日間。
英樹クンをオッカケる(TVですけど)のが本当に楽しみになった。