2013年12月6日金曜日

第724話 クラブが出て来てこんにちは (その1)

近所のスーパーで良質のアサリを発見。
貝殻の色合いがとても美しい。
おしなべて貝類は好きですネ。
味噌椀ならアサリかシジミがよろしい。
おすましだとハマグリになろうか。
ハマグリはチャウダーもいいし、鮨種にしてもけっこうだ。
いわゆる煮ハマですな。

鮨種ならば王者は赤貝であろうヨ。
甘酢にサッとくぐらせてにぎったヤツをパクリ。
いやはや、こたえられませんや。
黒ミル(本ミル)、タイラギ(平貝)、生トリ、北寄貝もいいですねェ。

エッ、アワビが出てこんじゃないか! ってか?
ふふ、磯のアワビの片想いってか!
アワビはまことにけっこうながら、生よりも蒸しアワビがいい。
生アワビは硬いので薄く切ったのを酒の肴に
チョコッとつまめばそれでじゅうぶんなんざんす。
生のにぎりは酢めしとの相性が悪いこと、悪いこと。

おっと、スーパーで出会ったアサリだった。
パックの表記は千葉産とあったものの、
浦安や船橋じゃ、もうほとんど取れないんじゃないかな?
するってえと、木更津か富津あたりかいな。
とにかく黒白の濃淡がくっきりと分かれた優良品。
千葉のアサリは本当にいいんだ。
これが有明だか天草だか熊本産になると、あまりよろしくない。
全体的に貝殻が黒ずんで泥臭いことが多い。
その代わりといってはなんだが有明産の海苔はすこぶる良質。

でもってそのアサリ、買い求めました。
よく洗って塩水に浸け、暗所に置いてオーバーナイト。
まずは半分を翌朝の味噌汁の種とした。
その味すばらしく、独りでいただくのがもったいないくらいだった。

残り半分は塩水を入れ替え、夜までお預けとしよう。
するとそのとき、老眼鏡越しに何やらうごめく小動物を発見。
水の中を泳ぐさまがミズスマシの如し。
と言ってもミズスマシやゲンゴロウを
認知できる読者はほとんど皆無でござろうヨ。
ましてやタガメなんてのは
 ♪ 誰も知らない 素顔の八代亜紀 ♪
でしょうな。

そう言やあ、鎌倉在住ののみとも・P子は以前、
バンコクでタガメの揚げ物を食べたんだそうだ。
それ以来、トラウマになってしまって
昆虫系はいっさい受けつけなくなったんだそうだ。
イナゴ、蜂の子、ザザ虫、全部ダメなんだと―。

かく言うJ.C.、イナゴと蜂の子は比較的好きだけれど、
ザザ虫だけはたとえ郷土(長野県)の名産といえども
けして得意とはしていない。
そんなことより、アサリと同居していた小動物のことであった。
気を持たせて申し訳ござらんが、以下次話ということでお許しを。

=つづく=