関門海峡に浮かぶ巌流島に棲む野性のタヌキに
運よく遭遇することができて満足、心が晴れている。
連絡船で門司に引き返し、
かつては繁華をきわめたと思しき商店街を歩く。
このストリートで営みを続けている店舗は半数に満たない。
残念がら閉業しちまってるが、たまらん店の跡を見つけた。
こういうのに弱いから営業してたら絶対に入ってる。
小倉に戻ってきた。
駅に近い魚町の和菓子舗「湖月堂」で栗饅頭を購入。
小倉にゆかりの作家・松本清張の好物で
何となく食べたくなった。
旦過市場に赴き、予約してあった品々をピック・アップ。
そうしておいて飛び込んだのが「酒房 武蔵」という酒場だ。
宮本武蔵由来の屋号であろう。
生ビールとともに
お手軽な価格(1900円)に惹かれてふぐ刺しを注文。
身肉の弾力からしてトラフグだと思われる。
いや、けっこうでした。
壁の品書きにいわしのじん汰煮を見つけ、即追加した。
いわしやさばなど青背のサカナを
糠味噌と合わせて炊いたのがじん汰煮。
じん汰の”じん”の字は米ヘンに”甚”が当てられている。
皆目見たことのない字で漢字に転換できない。
ビールから辛丹波本醸造の熱燗に移行する。
これがまたじん汰にピッタリだ。
この佳品がヨソに広まらないのは見た目の悪さだろうか。
さらにハマッてしまった小倉の夜を徘徊。
赤ワインを1~2杯飲みたくなって
立ち寄ったのはトルコ料理店の「エルトゥールル」。
明治23年、和歌山県・串本町沖で座礁した、
オスマントルコの軍艦・エルトゥールル号にちなんでいる。
小倉でトルコもないものだが月並みなワインバーや
スペインバルに行かないところがわれながらエラい。
トルコビールのエフェスが懐かしくて飲んだあと、
ヤークーツというトルコの赤ワインと赤レンズ豆のスープ、
定番のチョバンサラタ(羊飼いのサラダ)をお願いした。
トルコ人(?)のマネージャー曰く、
小1時間もすればベリーダンスのショウが始まるから
ぜひ観ていってほしいとのこと。
小倉でベリーダンスもないものだが乗りかかった船だ、
人の好いJ.C.はそのまま居残ってしまった。
ダンスはそれなりで、そこそこ楽しませてもらい、
流れたのは昨夜と同じ旦過の屋台だ。
小雨のせいか、前夜の「はる屋」は出ておらず、「こずえ」に。
学習効果が働いてコンビニより安いスーパーへ行き、
発泡酒のサッポロ北海道プレミアムと月桂冠のカップ酒を買う。
「こずえ」で食べたおでんは白滝と昆布。
何か追加したのだけれど、どうにも思い出せない。
夜が深まり、酔いも回ってきた。
たかだか急行列車で1時間足らずの博多と小倉。
J.C.は絶対に小倉派だネ。
藤圭子の「京都から博多まで」よりも
村田英雄の「無法松の一生」がずっと好きだし・・・。
=おしまい=
「酒房 武蔵」
福岡県北九州市小倉北区魚町1-2-20
093-531-0634
「エルトゥールル」
福岡県北九州市小倉北区魚町1-4-9 ナガイチビル2F
093-531-8095
「こずえ」
福岡県北九州市小倉北区馬借1
電話:ナシ
運よく遭遇することができて満足、心が晴れている。
連絡船で門司に引き返し、
かつては繁華をきわめたと思しき商店街を歩く。
このストリートで営みを続けている店舗は半数に満たない。
残念がら閉業しちまってるが、たまらん店の跡を見つけた。
平民食堂ってのがスゴいなァ
こういうのに弱いから営業してたら絶対に入ってる。
小倉に戻ってきた。
駅に近い魚町の和菓子舗「湖月堂」で栗饅頭を購入。
小倉にゆかりの作家・松本清張の好物で
何となく食べたくなった。
旦過市場に赴き、予約してあった品々をピック・アップ。
そうしておいて飛び込んだのが「酒房 武蔵」という酒場だ。
宮本武蔵由来の屋号であろう。
生ビールとともに
お手軽な価格(1900円)に惹かれてふぐ刺しを注文。
東京でこの値段はムリだろう
身肉の弾力からしてトラフグだと思われる。
いや、けっこうでした。
壁の品書きにいわしのじん汰煮を見つけ、即追加した。
じん汰煮は小倉名物の一つ
いわしやさばなど青背のサカナを
糠味噌と合わせて炊いたのがじん汰煮。
じん汰の”じん”の字は米ヘンに”甚”が当てられている。
皆目見たことのない字で漢字に転換できない。
ビールから辛丹波本醸造の熱燗に移行する。
これがまたじん汰にピッタリだ。
この佳品がヨソに広まらないのは見た目の悪さだろうか。
さらにハマッてしまった小倉の夜を徘徊。
赤ワインを1~2杯飲みたくなって
立ち寄ったのはトルコ料理店の「エルトゥールル」。
明治23年、和歌山県・串本町沖で座礁した、
オスマントルコの軍艦・エルトゥールル号にちなんでいる。
小倉でトルコもないものだが月並みなワインバーや
スペインバルに行かないところがわれながらエラい。
トルコビールのエフェスが懐かしくて飲んだあと、
ヤークーツというトルコの赤ワインと赤レンズ豆のスープ、
定番のチョバンサラタ(羊飼いのサラダ)をお願いした。
トルコ人(?)のマネージャー曰く、
小1時間もすればベリーダンスのショウが始まるから
ぜひ観ていってほしいとのこと。
小倉でベリーダンスもないものだが乗りかかった船だ、
人の好いJ.C.はそのまま居残ってしまった。
ダンスはそれなりで、そこそこ楽しませてもらい、
流れたのは昨夜と同じ旦過の屋台だ。
小雨のせいか、前夜の「はる屋」は出ておらず、「こずえ」に。
学習効果が働いてコンビニより安いスーパーへ行き、
発泡酒のサッポロ北海道プレミアムと月桂冠のカップ酒を買う。
「こずえ」で食べたおでんは白滝と昆布。
何か追加したのだけれど、どうにも思い出せない。
夜が深まり、酔いも回ってきた。
たかだか急行列車で1時間足らずの博多と小倉。
J.C.は絶対に小倉派だネ。
藤圭子の「京都から博多まで」よりも
村田英雄の「無法松の一生」がずっと好きだし・・・。
=おしまい=
「酒房 武蔵」
福岡県北九州市小倉北区魚町1-2-20
093-531-0634
「エルトゥールル」
福岡県北九州市小倉北区魚町1-4-9 ナガイチビル2F
093-531-8095
「こずえ」
福岡県北九州市小倉北区馬借1
電話:ナシ