2022年1月26日水曜日

第2937話 ハブ酒を避けてオリオンを (その2)

港区・六本木の「沖縄ダイニング びたろー」。

沖縄そばを3分の2ほど食べ進み、

ミニタコライスに挑んだ。

 

白飯に盛られた具材は

牛挽き肉のそぼろ、刻んだチーズとサニーレタス。

その上にトマトベースのスパイシーソース、

いわゆるサルサがかかっている。

 

メキシコ料理のタコスに用いる食材を

タコ皮で包む代わり、ごはんに乗せる。

それがタコライスだけれど、

あまり旨いモンではないなァ。

好きな方々ごめんなさいネ。

 

ちなみに本日のランチは

日替わり―スパムカツ定食、

ゴーヤーチャンプルー定食

アーサ衣の鶏唐揚げ定食 各1000

沖縄そば単品  850

 

ソフトドリンクのジュース類が

沖縄らしいトロピカルな品揃え。

シークヮーサー・マンゴー・グァバ・

パッションフルーツ  各200

 

なみなみと注がれたジョッキを2杯飲み干し、

ライスを完食し、スープも完飲し、

そばだけ少々残してゴチソウサン。

美味とは言わずとも

目先の変わった昼食に満足感が残る。

 

六本木で乗ったメトロ日比谷線を築地で降りた。

晩酌の肴を見つくろうためだ。

築地の交差点からもんぜき(門跡)通りを往き、

1本目を「すしざんまい本店」の方に入ると

前週、こちらも本店の中野1号店を訪れた、

vivo daily stand」が開業してるじゃないか―。

 

渡りに舟とばかり入店。

ところがワンオペのオニイさん。

ワインとコーヒーしかないとのたまう。

まっ、いいか、南アフリカのM/A/Nを所望する。

ピノノワールとエルミタージュ(サンソー)の

交配によって生まれた、

ピノタージュ使用の安いわりに美味しい赤である。

 

訊けば、築地市場店はグループ32店舗中、

1210日にオープンしたばかりの最新にして

最も狭い店とのこと。

よってビールを置くスペースがないと言う。

 

紅白あるサングリアのうち、珍しい白にしたら

シナモンと蜂蜜が特徴的な1杯、なかなかである。

この時期ならともかく、

夏場にビールがなけりゃ、売り上げに影響しようが

サングリアを炭酸で割ったら相当イケるかも?

 

ビールさえあれば、

築地のマイ・ブレイクルームに成り得たのに―。

返すがえすも残念なり。

 

「沖縄ダイニング びたろー」

 東京都港区六本木7-17-16米久ビルNo2 2F

 03-3408-0975

 

「vivo daily stand 築地市場店」

 東京都中央区築地4-3-1

 03-6264-0026