2022年1月27日木曜日

第2938話 鴨らぁ麺から すずき昆布〆

旨いサカナを求め、中央区・勝どきの「池のや」へ。

13時前、店先に着くと・・・何だよぉ!

今日まで二日間の臨時休業と来たもんだ。

このところヤケに空振りが多い。

 

都営大江戸線・勝どき駅に戻り、

駅上のサンスクェア2階へ。

ずいぶん以前に訪れた「月源」は定食豊富なれど

いずれもボリューム満点、晩酌に悪影響を及ぼす。

 

同じフロアにあって気にとめ置いた、

「鴨らぁ麺 吉井」を初訪問。

10席ほどのカウンターはほぼいっぱいだ。

 

シンプルな鴨だしらぁ麺は

スープが醤油・塩から択べ、醤油を通す。

隣席を仕切るアクリル板に

“ふり柚子致します。ご用命ください”の貼紙。

柚子好きにつき、お願いした。

 

比較的短時間で整ったどんぶりには

鴨胸肉1枚、鴨つくね1個、焼きねぎ2本、

そぎ切りねぎ、細切り竹の子、みつば1葉。

スープがアメ横の「鴨to葱」に似ているものの、

完成度はあちらのほうが高い。

 

中細ややちぢれ麺は加水が少なくコシが強い。

少なめの量がありがたい。

替え玉を提供するくらいだから、さもありなん。

 

入れ代わり立ち代わりする客の注文を

何気なしに聞いていると塩が多かった。

卓上に柚子胡椒、七味、柚子七味、黒七味。

かなり薬味に凝っている。

チョコチョコと一通り使い、

そこそこに美味しくいただいた。

 

さて何処へ向かおう。

エビスしかないビールをパスしたためにガス欠気味。

時間が時間だけに飲める店の選択肢は狭い。

ひょいと思いついてビル直下、勝どき駅のホームへ。

 

大相撲開催中の両国で乗換え、

葛飾区・新小岩にやって来た。

狙いは14時開店の立ち飲み酒場「しげきん」。

12月のアタマにも訪れたばかりなのにネ。

さっそくドライの中ジョッキに飛びついた。

 

マミツはすずき昆布〆。

夏から秋にかけて旬を迎えるサカナだが

年間を通じて漁獲される。

白身魚の特性を活かした昆布〆が美味なり。

ジョッキを2杯飲み、次を目指そう。

 

JR総武線でたった二駅だから

江戸川を越えて千葉県・市川にでも行こうか―。

いや、調子こいてハシゴを続けると

帰りがかったるくなる。

 

取りあえず都心に戻ろう。

三鷹行きの車内で候補地を思案していました。

 

「らぁ麺 吉井」

 東京都中央区勝どき1-7-1

勝どきサンスクェア2F

 電話ナシ

 

「しげきん」

 東京都葛飾区新小岩1-30-8

 03-5662-8536