2013年5月29日水曜日

第587話 魚貝類のカレーライス (その2) 男やもめのキッチン Vol.7

では、魚貝類のカレーの作り方です。

=ガスレンジが2台しかない男やもめの場合=

① 砂抜きしたはまぐりを茹でる
② 口を開いたらはまぐりをすぐに取り出す
③ はまぐりの煮汁に白ワインを加えてひと煮立ちさせる
④ 白身魚・小海老・いかを投じて軽く火を通す
⑤ スライスした玉ねぎとみじん切りのニンニクをバターでソテー
⑥ ④と⑤を合わせてブイヨンを加えカレールウを溶かし込む
⑦ ルウが少なめなので塩・胡椒して味を調える
⑧ あらかじめ炊いておいたライスと別盛りでいただく

=アドバイス=
カレーはしゃぶしゃぶ状に仕上げるのがコツ
くれぐれも魚貝を煮すぎないように
はまぐりは貝殻から外さないほうが雰囲気が出てよい
殻付きの海老は食べにくいのでむき海老を使う
いかは1パイだと多いから身の半分は刺身で食べる
イタリアンパセリやディルなど魚貝に合う香草を添えるとベター
トマトの缶詰を使うとより地中海風でオサレ
ライスを炊くときにバターを加えるのもオススメ
インドカレーでおなじみのカルダモンやクミンは魚貝には向かない

つい先日、このカレーを一人で作り、独りで食べた。
いや、旨いのなんのっ!
そのときはライスを炊かずにバゲットのガーリックブレッドにした。
合いの手のワインは白ではなく、赤のピノ・ノワール。
安価なワインながら相性は抜群だった。

おっと、そうだ、もう一つ大事なことがあった。
スーパーの冷凍食品売場に
ミックス・シーフードなるものが売られているが
アレは絶対にいけません。
せっかくのシーフード・カレーから品格が失われるからだ。
たとえ男やもめの手抜き料理でも
それなりのエレガンスはキープしておきたい。

ミックス・シーフードで思い出した。
冷凍のミックス・ベジタブルというのもあるネ。
実はJ.C.、これが大嫌い。
庶民的なステーキハウスでは
ステーキの付合せに使われたりもしているが
あれほど味気ないものはない。

もう四半世紀も以前、
当時のGFに手造りカレーをよばれたことがあった。
いやいや出掛けて行って、出てきたカレーにぶったまげたネ。
あろうことかルウがハウス・バーモントカレー。
まったく何考えてんだか、子どもじゃあるまいし・・・。

オマケに驚くなかれ、
食材が牛・豚の合挽き肉にミックス・ベジタブルときたもんだ。
(オマエは馬鹿か!)
さすがに面と向かって口には出さず。
しかし、イヤ~な予感が胸の奥からこみ上げてきた。
(あゝ、このオンナとはそう長くはないな)
案の定、それからひと月と経たずに別れやしたヨ。