ちょい悪オヤジがちょい飲みできる街・上野。
それも茄子と胡瓜の浅漬けで一杯ときたもんだ。
J.C.みたいにハシゴ好きの飲んだくれにはたまりませんな。
まず1軒目、地番は上野5丁目ながら
実際はJR御徒町駅のガード下にある「味の笛 御徒町店」。
ちょうどプラットホームの真下だ。
駅の改札は北でも南でも大差ないが
上野寄りの北口を出たほうがより近い。
1階(16時開店)は立ち飲み、
2階(15時開店)は座り飲みとなっている。
サカナのデパート「吉池」の直営店だから
良質のつまみ類が廉価でズラリと並んでいる。
中でもイチ推しは新潟産の十全茄子(300円)。
別名・梨茄子といわれるくらいでジューシーこのうえない。
いや、このうえあった。
それは泉州・岸和田産の水茄子だ。
スマートな水茄子をハクチョウに例えれば、
十全茄子はさしづめアヒルの子。
でも、けっしてみにくいアヒルの子ではないですゾ。
味も甲乙つけがたく、小粒で可愛い見てくれから
こちらに愛着する向きが少なくないのである。
まずはご覧いただきましょう。
ビールは鮮度がイノチ、新しければ新しいほどよい。
見た目、300ccほどのプラコに入った冷たいのが破格の250円。
夏場のJ.C.なんざ、4~5杯飲んじゃうもんネ。
残念ながらこの十全茄子、9月半ばに姿を消してしまう。
旬は7~8月でもうちょっと早く紹介すればよかった。
その代わりといっては何だけれど、お新香(200円)が悪くない。
きゅうりぬか漬け・赤かぶ・野沢菜・新しょうがであることが多く、
値段が値段だけにすばらしい陣容と言うほかはない。
「味の笛」はJR神田駅のガード下に支店があるが
雰囲気・味ともに御徒町に軍配が挙がる。
2軒目は上野駅に近い、これまたガード下の「大統領」が
数年前に開店した「もつ焼き 大統領 支店」だ。
名代の馬もつ煮込みがこちらにも健在。
入口前のスペースにテーブル席。
店内はうなぎの寝床のような長いカウンター。
常に独りか二人連れのJ.C.は上がったことはないが
グループ客は2階に通されるから
階上にもかなりの席数がありそうだ。
ここでは胡瓜の浅漬け(280円)で
スーパードライの大瓶(580円)を飲む。
それだけで大瓶を3本飲んだ。
いえ、自慢じゃないけどネ。
あとはもつ焼き(1種2本が180円)のシロとレバを
タレで注文することが多い。
この店の隣りは「フジクラ」、その向かいは「たきおか」。
どちらも立ち飲みで大瓶が400円を切る安さ。
給料前にはその2店、給料後には「大統領」、
それが上野の酒場の正しい使い方であります。
「味の笛 御徒町店」
東京都台東区上野5-27-5 1&2F
03-3837-5828
「もつ焼き 大統領 支店」
東京都台東区上野6-13-2
03-3834-2655
それも茄子と胡瓜の浅漬けで一杯ときたもんだ。
J.C.みたいにハシゴ好きの飲んだくれにはたまりませんな。
まず1軒目、地番は上野5丁目ながら
実際はJR御徒町駅のガード下にある「味の笛 御徒町店」。
ちょうどプラットホームの真下だ。
駅の改札は北でも南でも大差ないが
上野寄りの北口を出たほうがより近い。
1階(16時開店)は立ち飲み、
2階(15時開店)は座り飲みとなっている。
サカナのデパート「吉池」の直営店だから
良質のつまみ類が廉価でズラリと並んでいる。
中でもイチ推しは新潟産の十全茄子(300円)。
別名・梨茄子といわれるくらいでジューシーこのうえない。
いや、このうえあった。
それは泉州・岸和田産の水茄子だ。
スマートな水茄子をハクチョウに例えれば、
十全茄子はさしづめアヒルの子。
でも、けっしてみにくいアヒルの子ではないですゾ。
味も甲乙つけがたく、小粒で可愛い見てくれから
こちらに愛着する向きが少なくないのである。
まずはご覧いただきましょう。
茄子紺に辛子の黄色が美しい
これで工場直送、スーパードライの生をグビッと飲るのだ。ビールは鮮度がイノチ、新しければ新しいほどよい。
見た目、300ccほどのプラコに入った冷たいのが破格の250円。
夏場のJ.C.なんざ、4~5杯飲んじゃうもんネ。
残念ながらこの十全茄子、9月半ばに姿を消してしまう。
旬は7~8月でもうちょっと早く紹介すればよかった。
その代わりといっては何だけれど、お新香(200円)が悪くない。
きゅうりぬか漬け・赤かぶ・野沢菜・新しょうがであることが多く、
値段が値段だけにすばらしい陣容と言うほかはない。
「味の笛」はJR神田駅のガード下に支店があるが
雰囲気・味ともに御徒町に軍配が挙がる。
2軒目は上野駅に近い、これまたガード下の「大統領」が
数年前に開店した「もつ焼き 大統領 支店」だ。
名代の馬もつ煮込みがこちらにも健在。
入口前のスペースにテーブル席。
店内はうなぎの寝床のような長いカウンター。
常に独りか二人連れのJ.C.は上がったことはないが
グループ客は2階に通されるから
階上にもかなりの席数がありそうだ。
ここでは胡瓜の浅漬け(280円)で
スーパードライの大瓶(580円)を飲む。
薄切り胡瓜がみずみずしい
いつぞやはこの胡瓜をお替わりし、それだけで大瓶を3本飲んだ。
いえ、自慢じゃないけどネ。
あとはもつ焼き(1種2本が180円)のシロとレバを
タレで注文することが多い。
この店の隣りは「フジクラ」、その向かいは「たきおか」。
どちらも立ち飲みで大瓶が400円を切る安さ。
給料前にはその2店、給料後には「大統領」、
それが上野の酒場の正しい使い方であります。
「味の笛 御徒町店」
東京都台東区上野5-27-5 1&2F
03-3837-5828
「もつ焼き 大統領 支店」
東京都台東区上野6-13-2
03-3834-2655