2021年12月16日木曜日

第2908話 下町人情キラキラ橘商店街

墨東・墨田区にレトロ&ユニーク度にかけては

都内屈指、いや、随一の商店街あり。

その下町人情キラキラ橘商店街に行きました。

 

此処へ来るときは明るい時間帯がほとんど。

此度は夜の帳が降りる頃合いを見計らった。

京成曳舟駅から曳舟たから通りを南下し、

キラキラ橘入口で左折。

500mに満たない道筋をを往ったり来たりする。

 

「もつ焼 きくのや」はおよそ5年ぶり。

営業は1519時の短時間。

飲み屋というよりテイクアウトがメインだ。

ドライの大瓶に焼きとんはカシラ・シロ・レバ。

塩・タレの指定をしないとタレで来てコレが好い。

 

あれれ、以前より旨くなってるヨ。

すかさずハツ・つくねを追加した。

つくねだけは鶏の挽き肉だ。

ゆっくりはできない店だがら、また来よう。

 

2軒目は同じ並びのちょっと先。

明治通りに抜ける手前の「たこ焼きこんこん」。

表からのぞいたら常連と思しきオッチャンが

何人か楽しそうに飲んでいた。

割り込むとすぐに打ち解けて会話が始まる。

 

三十路も半ばのパツキン女将独りの切盛り。

冷え込む宵につき、菊正の燗酒を所望すると

「松竹梅もありますが・・・」

「ん? 裕次郎だネ。それじゃ、そっちを」

 

突き出しは、がんもどきの煮たの。

マミツ用のたこ焼きは

3個から注文可能でソレをお願いした。

 

常連サンとのトークも弾み、

地域の貴重な情報を得ることができた。

裕チャンをもう1本つけてもらい、レイシツする。

本日の収穫は大きいものがあった。

「こんこん」も近いうちにまた来よう。

 

明治通りのバス停で日暮里行きに乗る。

日暮里駅前の御用達「マルマンストア」で

さらなる晩酌の友を調達するつもりだ。

 

ところがどっこい、バスガールの・・・

今どき居やあしないな。

いや、吉原にはいっぱいいるか―。

おっと、そいつはバス違いでやんした。

 

とにかく車内に流れたのは録音の音声。

「次は三河島駅前、三河島駅前です」

アナウンスにツラレて、つい降りちまったヨ。

立ち寄ったのは女将の手料理酒場「正木」。

地域の人気店は7月以来になるが

どうにかカウンターに座れた。

 

赤星大瓶、生レモンサワー、黒ホッピー2杯を

薄焼きピッツァみたいなカリカリチーズ煎餅で飲み、

後続の客に席をゆずりましたとサ。

 

「もつ焼 きくのや」

 東京都墨田区京島3-21-10

 03-36117338

 

「たこ焼きこんこん」

 東京都墨田区京島3-52-3

 03-3612-9595

 

「立ち呑み家 正木」

 東京都荒川区荒川3-63-3

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