2012年10月31日水曜日

第437話 ランチはすべて豚なりき

森下の高橋商店街、通称 ”のらくろーど” にてランチ。
この愛称は漫画「のらくろ」の作者・田河水泡が
近所で生まれたことに由来する。
当日の相方は読者転じて、のみともとなったT堂サン。
当初は築地の河岸の予定だったが互いの都合から
利便牲の高い森下に文字通り、河岸を替えた次第だ。

夜はちょくちょく訪れるが昼となると選択肢がせばまる。
候補としてはまず「満る善」の天丼。
海老は外してキス・メゴチ・穴子のトリオでいきたい。
そば屋みたいな屋号の「尾張屋」でうな重という手もある。
値上がったとはいえ1600円だかんネ。
そうだ、「はやふね食堂」の定食もあったか!
かきフライがすでにスタートしているハズだし・・・。

何だかんだ言って、けっこうあるじゃないの。
ここでふと思いついたのが「はやふね食堂」からほど近く、
「尾張屋」と同じ、”のらくろーど”にある「精華園」。
通りすがったときのノスタルジックなたたずまいが
記憶の片隅に刻まれていた。
よしんば外したとしても悔いが残るわけじゃない。
相方のT堂サンはJ.C.と違い、温厚な性格の持ち主である。

店先のランチボード及びサンプルケースに見入る。
ショージ君ではないが「あれも食いたい これも食いたい」状態。
そい言えば、コレを書いてる今夜は
当ブログでもおなじみのさだお御大、和雄副御大ともども
「美女を侍らす会」の開催が予定されている。
もっとも美女と言ってもかなりトウは立っておりますがネ。
まっ、そのハナシはまた別の機会にでも・・・。

吟味の結果、ラーメンと炒飯は抑えた。
あとは3種ある”本日のランチ”から1品選ぶことに。
だけどサァ、その定食メニューがサァ、
まっ、ご覧くだされ。

 A 豚肉と野菜の炒め
 B 豚肉の味噌炒め
 C 豚肉と野菜のうま煮

ったく、大雑把だなァ、ってゆうかァ、バカじゃないの。
みんなブータンかよォ! 豚肉嫌いはどうすんの? 
イスラム教徒が来たらどうなんの? タリバンとかさァ!
でもって、幸か不幸か豚肉好きのわれわれは”C”にしました。

生ビールを頼んだらモヤシのピリ辛炒めがサービスされる。
おっ、なかなか気が利くじゃん・・・と思ったのも束のま、
定食の小皿がおんなじモヤシと来たもんだ。
オメエの店は豚とモヤシしかないのかえ?

悪態ついてても始まらないから食っただヨ。
すると、するとですヨ、ラーメンはスープ凡庸なれどシコ麺旨し。
ハム・玉子・長ねぎ入り炒飯はさっぱりイケて★1個。
つまらんトマトとレタスのサラダと前述のモヤシを従えた、
豚肉&野菜のうま煮もボリューム満点のうえ、
なぜか味付けまでよく、じゅうぶんに及第点だ。
たっぷり入ったクワイとキクラゲがまたエラい。

何だか甘い評価になっちまったが、ほめてばかりはいられない。
とにもかくにも”三匹の仔豚揃い踏み”だけは何とかせえや。

「精華園」
 東京都江東区高橋8-7
 03-3635-0841